おニューまであと24日

どうもちゅ〜りっぷ前迫.です。

解散発表してから2週間経とうとしている。

静岡県住みます芸人として、丸6年。
だから、解散でざわざわしてくれた人達は、静岡県の人達が大多数を占めている。

もう僕らの周りでは、それもほとんどほとぼりが冷めて来て、自分自身も、解散の話が出る前の感じに近いというか、コンビ解散をする人。
って見られる事にだいぶ慣れて来た。

普段やっている、インターネット配信や、YouTubeでも、もうほぼ普通だ。

解散の話が出る前にやっていた空気感とほぼ変わらない感じになって来た。

自分でももうかなり前からこの状態だったんじゃないか？
って思うくらい自然な感じ。

応援してくれてる皆さんも、もう口にする事はあまり無くなった。
まぁ、言ったところでしんみりな空気になるから敢えて言わないとしてるのかもしれない。

でもそもそも、実際大きな変化があったのは僕等だけなわけで。
みんなからしたら、自分にとっても「大きな変化」だった！と、言ってくれるかもしれないけど、家庭があったり、学校があったり、仕事があったりと、別の主軸になる生活があり、その中で急に大雨が降ったかもしれないけど、次の日や次の週には晴れた日々を生活する事が当たり前なわけで。

本当に久しぶりに会った人や、久しぶりに連絡をしてくれた人から「応援してるよ！」って言われた時に、黒前迫が「いやもっとして！」ってツッコミをついついしそうになってしまう時がある。

いやこれはいかん。

だって「応援してるよ！」って言われるだけで、充分過ぎる程ありがたい事なのだ。

同じ様に芸人やってて、「応援してるよ！」って言ってもらえない、もっと言うと、芸人をやってる事すら認知される事が大変なんだから。

だから、言ってもらえるだけでありがたい。

SNSって色んなもの瞬時に発信出来て、記録として残っていく。
だから必要な情報や、何かの偶然ででも、世界から自分のSNSにたどり着いてもらえる凄い代物。

でもこれが凄く難しくて。

僕の事をフォローしてくれている人達。
フォローしてくれているんだから、応援してくれてると思いがち。

でもこれ難しくて、嫌いだから、フォローして、動向をチェックしていつでもなんか言ってやる気満々の人もいるかもしれない。

なんか勢いとかでフォローしてくれてるだけの人もいるかもしれない。

僕は星野源さんのモノマネをSNSで毎日あげてる時期があった。

当然、フォローしてくれてる人達は全員、面白がってくれるだろうなーって思っていた。
が、今までフォローしてくれていた人達が、上げれば上げる程人数が減っていった。

これは滑ったって事なのか？
外す程って相当滑ったって事？

応援してたけど、毎日はみたくないわー。って事？

何もかも本人達に直接聞いてみないとわからない事だけど、その謎が凄く知りたい。

そんなエピソードが多々あり、思うのが、結局フォローを外した人達に対しては、僕がその人に、価値があると思わせる事が出来なかったんだな。
って思う。

認知度の違いはそりゃでかいかもしれない。
認知度がある。
全国的な人間。
だから価値がある。
全国的になれてるという事は、それだけ面白い。
時代を掴んでいるから面白い。
だから価値がある。
だからその人のSNSやイベントは欠かさずみたい。

これが売れてるって事だろうし、需要があるって事だと思う。

そうなるためにはもちろん売れる事が1番早い。
そりゃそれがすぐにでも出来るならやりたいしやってる。

地域密着型芸人という事で、お笑い文化のなかった静岡でやっているから、物珍しくみてもらえてる部分が大きかったと思う。

だから今までどうにか、単独ライブで500人集客出来たりしてた。

これを1000人にするには？
10000人にするには？
って考えると、やはりみんなから求めてもらえる価値が必要になる。

よく僕も応援してください！
って言ったりしてしまうけど、そうじゃないんだと思う。

応援するかどうかは、お客さん達が決める事で、してください！って迫るものではないんだろうな。

もちろんお笑い好きなお客さん達は優しい人達が多いから、頼まれると快く応援してくれる。

でも、じゃなくて、心から、あっちから、
観たい！って思って貰えるようにならないといけない。



今ある仕事をふんぞり返って、ただこなしていくだけじゃそうはなれない。

観たい！
また観たい！
ずっと観たい！
って思って貰える様に戦い続けて、笑い続けて、楽しみ続ける事が僕らの商売大事だなって今更ながらに改めて思う。

そうする為には一期一会、目の前から全て全力でやるのみだと思う。

ここ2、3日同じような終わり方になってる気がするけど、本当にそう思う。

せこく考えるんじゃなく、多少苦しかったり、その時は、周りから良い評価を得られない事になっても、後々、カッコいい生き方だな！
って言われる様に生きたい。

あざます。