受験英語 肯定文 at all

先日、「模試で、肯定文なのに at all が出てきた!どういう意味?」との
質問がありました。
確かに、at all は普通は否定文で使われ、
<not~ at all> 「全然(決して)~ない」(全否定)という意味に
なります。学校で習いますね。
at all は、実は疑問文、肯定文でも用います。

疑問文で at all を用いると、「少しでも~しますか?」の意味になります。
Do you know about it at all?
「あなたは(少しでも)それについて知っていますか?」
丁寧な感じの表現になります。

そして、肯定文では、「無条件に、絶対に」などの意味になります。
any を含む単語と一緒に用いられるのが基本です。
You can visit us anytime at all.
「いつでも(無条件に)私たちを訪ねて下さいね。」
I will go anywhere at all.
「私は(無条件に)どこにでも行きます。」
at all は any を強調しているので、ここでは「いつでも、どこでも」という意味になります。


これは英作文ではあまり使わないと思うので、
主に長文などで出てくる程度だと思います。
文の意味を大きく変えるわけではなく、強調されているだけなので、
詳しく覚える必要はないですが、at all は疑問文、肯定文にも使われるということを頭の片隅に置いておくといいかもしれません。

もうすぐGWですね。
皆様は何か計画があるでしょうか? Do you have a plan at all?
ステキなGWをお過ごしくださいね!


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