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カゴノオトのシュトーレンの生まれた背景 その4



2011年の東日本大震災でパニックに陥って自分の不甲斐なさに直面し「生きる力をつけたい」と引っ越してきた高知県四万十町。

一大決心で引っ越してきた四万十町は四万十川の流れる雄大な景色の広がる場所で、そこに暮らす方はみなさん何かしら野菜や果物を育ててらっしゃるような場所でした。

東京では買うものでしかなかった野菜や果物が目の前の畑で育ち、しかも誰が育てたかも分かる。
そんな産地直結ぶりなおいしさに驚き、その貴重さから旬の時期に食べきれないものは保存瓶に漬けて大事に保存していました。

作り手の分かる果物は移住しなかったら出会えなかったもので、移住したからこそ出会えた宝石のように貴重なものだなと、改めて思いました。

自分たちにとっては宝石と呼びたくなるほど貴重でおいしい果物の存在があったからこそ1年かけて作るシュトーレンは生まれました。

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