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好きなことを続けること

好きなことをずっと続けていることをすごいですねって言われることが結構あります。

実際やり続けることは大変だと思うし、好きじゃなかったら出来ないなと思うことはたくさんあります。

でも最近思うのは、続けていくよりも大変なのは「寂しさ」みたいな感情と闘い続けることなんじゃないかなということなんですね。


ここからはあくまで、僕の経験で感じていることになりますけど、

10代とか20代前半で夢を追っていることはすごくかっこいいこととされて、周りにもそれぞれ夢を語っている人がたくさんいます。

25歳くらいを境目に、自分自身の中で結果が出ないことに対しての葛藤が始まります。

このまま続けていっていいんだろうか?

同世代の人たちが、だんだんと辞めていくのもこの時期です。

そして30歳が近づくと、周りの人からもそろそろ諦めてちゃんと働いたらって言われるようになります。

ここまでくると、夢を追っていることをかっこいいと思われることはあまりないと思います。

念のため断っておくと、誰も悪くないんです!

夢を追い続ける人、途中で辞めて他のことを始める人、ちゃんと働いたらって言う人、それぞれ大切にしているものがあってそれぞれの選択をしている訳なので。


昔仲良かった友達も久々に集まってお酒を飲んだりすると、それぞれ仕事のことで大変で愚痴を言い合ったりして。

まえだはどうなん?って聞かれて、あちこち旅して歌ってて、これからこんなことがしたいって話をしても噛み合わないですよね。笑

そう言うお互いの価値観の違いみたいなものを感じることが多くなっていくような気がしています。


大袈裟かもしれないですが、好きなことを続けるとどんどん孤独になる。

もちろん好きなことをやっているからこそ出会えた人たちが各地にいっぱいいるし、それができたのは音楽のおかげなので、孤独じゃないんですけどね。

でも、昔から近くにあったものがなくなってしまうような、そう言う孤独みたいなものはどんどん大きくなるような気がしています。


今日はなんだかネガティブな話のように感じる方もいるんじゃないかと思いますが、僕の中ではネガティブな気持ちは全然ありません!

好きなことを続けていることがすごいとも思わないし、逆にどんな選択をしても大変なことはあって、それでもその道を進んでいくことはすごいなと思います。

そうしてお互い尊重できたらいいなと思った時、僕も気をつけないとと思ったのは、

みんな好きなことやっていこうぜ!みたいに思っていた時期もあったんですけど、簡単に好きなことあるならやったらいいやん!って言ってしまうのは違うなと思ったと言う話でした。

ちょっとまとまりのない感じだと思いますが、最後まで読んでくれてありがとうございました!


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