北星休講情報の中の人

この記事は、みんなの北星アドベントカレンダー2022 の5日目の記事です。

北星学園大学というところに通っていて、卒業した後、大学院に行ったのだけど、演劇をやりすぎて大学院を卒業できなかった前田透というものです。

札幌で演劇をやっています。今年は12月27〜31に、東京は萬劇場にてドナルカ・パッカーン「オッペケペ」作・福田喜之 演出・川口典成に出演します🫶 https://donalcapackhan.com/2022/12/04/oppekepe/

来年は札幌演劇シーズン https://s-e-season.com で上演される四作品のうち二作品、劇団イナダ組「春の黙示録」の出演と、劇団千年王國「からだの贈りもの」にドラマトゥルグという役割でそれぞれ関わっています。こうしてみるとすごく活躍しているみたいですが、まだまだ修行中の身です。

松浦先生の授業も受けたけど、結局芝居が忙しくて出席せず落としたわけなのですが、先生はそれでもわたしにコンタクトをとり続けてくだすっているので、筆を取ったわけですが、何を書こうか、と思った時、思い出したことがタイトルのことです。

おそらく大学3年あたりから院の頃かと思うので、2012年〜14年のことだったかと思います。

北星学園大学では休講になった講義の情報が当日webに貼り付けられるのですが(先生によっては学内メールを送ってくれる)、それにクソっ、今頃かよ・・・と何度か思わされた記憶がありまして、それをいち早くチェックし、Twitterのbotに登録し流す。という、「北星休講情報。非公式。」なるアカウントを作成し、運営をしていました。今も存在し、6講義目はどの実習室も空いている旨をひたすら伝えています。管理方法やログイン方法がわからず、このアカウントは稼働し続けています。
https://twitter.com/hokuseikyukou?s=21&t=VsLrIGv9WrHhurPMUrs14w
当初は、本当に休講情報だけだったのですが、爆裂にフォロワーを獲得し、多く要望が寄せられましたため、このアカウントのプロフィール文にあるように、サークルの発表や、個人のバンドの応援だとか、実習室の空き情報も伝えるようになりました。

運営していると、ダイレクトメールで追加の休講情報を教えてくれたり、あとは、中性的な文章でリプライなどを送っていたからでしょうか、女性と勘違いした学生から飲みに誘われたり、ラインの交換を迫られたりしていました。もちろん全部断っていましたが、わたしが休講情報の正体であることは友人くらいしか知らなかったような気がします。

なんでやめたのか、は、単純に忙しかったからです。あと、休講情報が載ってない講義ももちろんたまにあって、そのことに文句を言ってくる人がなぜかいて、「は?完全に趣味でやってるだけだし、載せてないのは大学側に言ってくれや」と思うことが増えたからでした。

それでも、運営していた時に学生からのリプライやダイレクトメールのやり取りは結構楽しく、よい息抜きになっていました。自分も演劇を(サークルではないけど)やっていて、友人もバンドをやっていたり(学外で)などもあって、活動する学生が好きだったのだと思います。いろんな活動をしている人たちの情報が集まってきたりする事にワクワクしていました。

大学院を卒業できず最後に大学に行ってから、おそらく研究室に本を置き去りにしたまま6年くらい経ちますが、一切大学には訪れておりません。気が向いたら行こうと思っています、を6年くらいずっとやっています。気が向いたら行きます。

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