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「クリエイターキングダム」10時間疾走後にイベントデザイナーが想うこと

2020年4月4日、10時間オンライン配信「クリエイターキングダム」を終えての翌日に、皆様のツイートやアーカイブ動画を見直しての、『イベントデザイナー』マエダ計画が想うことを記しておきます。

レポートはこちらをご覧いただきたいです。

クリエイターキングダムのレポートやどんな内容だったのかは、Peatixのイベントページや、たくさんのツイートをまとめたトゥギャッター、しまだあやさんが書いてくださったイラストレポート、上司ニシグチさんの記事、あとはやっぱりクリエイターキングダムのアーカイブ配信をご覧くださいませ。

まずは率直な感想

ということでココからが本編です。まずは率直な感想。

楽しいとかトラブルあって大変やったとか、いろいろな感情はありますが、一番に想うのは「やってよかった」です。

開催の告知から「このご時世にイベントを中止で終えるのではなく代替案を出して止まらない姿に元気が出た」と言われたり、開催前日の楽しみにしているという皆さんのツイートなどなど、そういったものを見れただけでも嬉しかったです。

そこから、開催当日の10時間、ハッシュタグ『#クリエイターキングダム』でのたくさんのツイートや、YouTubeでのコメントの盛り上がり具合が、予想以上で驚きました。
そこにはたくさんの、ハッピーな言葉が溢れていました。フル回転で動いていながらも、その一つ一つに助けられていたと思います。

このクリエイターキングダムを終えて、我々がやったことで、人が笑顔になったり、前向きな気持ちになったり、ダウナーになっている世の中の少しでも上へ向かせることができているとしたら、それはとても価値のあることです。

うん、やってよかったです。

ちょっとした裏側、集客のこと

僕だけじゃなく、おそらく一緒にやったお二人も、お金稼ぎ(生活費稼ぎ)のためにイベントはしていないのですが、このクリエイターキングダムにはちょっとしたプレッシャーがありました。

今回、チケットは売れてほしかった。
なぜならリアルイベントをやる予定だった会場費が返ってこないから。東京新木場のプロレス会場をキャンセルはしましたが、支払ったお金はそのまま。(ちなみに代表して僕のポケットマネーが支払っていました。いやポケットのマネーではなかったけど!)

これは仕方ないことで、自主的な直前キャンセルなので戻ってきません。だからこそ、いろんなイベントは開催するか否かの判断に悩まされています。

個人の集まりで開催していますから、そこそこ大きな会場の使用料は普通に大打撃でした。だから、それをなんとか補填するくらいはチケットを売らないといけませんでした。

マエダの集客計画

内容は間違いないくらいの良いものだと確信していたので、あとは知ってもらうことが大事です。これはイベントだけじゃなくなんでもそうですよね。

そこで僕はクリエイターキングダムと紐付いていた『クリエイタープロレス(コレが何かは省略)』で作っていたアカウント「獣神サンダーマエダー」をほぼ眠らせました(笑)

集客はTwitterがメインということで、フォロワー数の少ない、怪しいマスクを被った謎のGMには大人しくしてもらったのです。その代わりに、「カセグーン」などイベントを多数行っているマエダ計画が、満を持して開催する大イベントという見せ方で攻め込みました。

もっと言うならば、『ついにオンラインで開催するカセグーンだ!』というのを目玉に持っていきました。でもこれは正直に言うと、オンラインでカセグーンするにも絶好の機会だったので、これは前面に推していきたかったというのはあります。

300名以上の方がクリエイターキングダムを買ってくれました

あとは、自信のあるコンテンツの数々を宣伝しつつといった感じです。
結果は300名以上の方にチケットを購入していただきました。これは本当に感謝感激です。

おかげ様で会場代はまかなえるし、新しく買った機材費の補填や、ゲストさんへのギャラもちゃんとお渡しできそうです。お金のこと求めすぎてはいないけど大事だったのです。

合わせてスポンサーがついたのもとても助かりました。これもちょっとした裏話ですが、100名超えたらスポンサーお願いに回ろうと決めていました。クリエイターキングダムの可能性を感じていただき、スポンサーの皆様ありがとうございました。

300名以上のクリエイターが見るクリエイターキングダム

いやこれスゴいですよ。スゴいが2つあります。

①300人のクリエイターが同じものを共有しているということ。
これむちゃテンション上がるし、あんまり想像できません。もちろんオンラインであるから全国から集客できるからというのもあります。でも僕の経験や肌感からすると、ネットもリアルも集客の難しさは一緒です。蓋を明けたら数名数十名参加のオンラインイベントなんてざらにあります。本当にありがたいです。

ほんとこれだけ集まったんだから、クリエイターのお祭りやフェスと言っても過言ではないでしょう!!

②これを3人の運営・スタッフでやったこと。
いや、これがホント自分でも褒めてやりたいです。ゲストにお願いしたり、宣伝にはたくさんの方の力もお借りしました。しかしメインは僕と上司ニシグチさんと清川英恵さんの3人。もちろん当日の空間にいるのも3人。スゲー

ちなみに配信機材スタッフは僕です(笑)トラブルもありましたが、なんとか復旧させたりと脇汗ブッシャーでした。
そんなことを言い出すと、収録した動画の編集もやったり、イベントページの作成と管理、配信用URLを皆さんに送る作業も手作業でやっておりました。なんでも屋のマエダ計画、本領発揮です。

イベントデザイナーが想う難しさ

最後に、僕が今後も力を入れたいイベントデザイナーとしての立場から、感覚的に感じることを記して終わります。

大きなイベントは難しい。
これは運営上も集客上も実施上も言えることでした。うん、当たり前ですけどね(笑)

たくさんの人に見てほしい。それの気持ちはもちろんあります。

見てもらえる人もいれば、見てもらえない人もいる。もちろん、知られないと見る見ないの選択肢も起きない。でもまぁここらへんは大丈夫。ここの難しさはこれからも戦いですが、それはあって当たり前だから。

気になるのは、知ってるけど見ない人。
否定的なものはなくて本当に見れない人もいるだろうし、おもしろくなさそうだから見ない、3,000円は高いと思われて見ない人もいるでしょう。

やむを得ない事情の方、本当に関係ないから興味がない方は大丈夫ですが、その他の理由で見ない人がいるのは悔しいですよね。

たくさんの方に喜ばれました。その前にありがたいことに期待もされてました。でも手を出さない人はいる。もちろん全員が見るわけはなく、これも当たり前なんですけど。

でも、たくさんの人が関わってるからこそ悔しいです。ここは今後は減らしたい。クリエイター業界を盛り上げたいという気持ちが多大にあったからこそ、本当にそう感じます!悔しいっ!!!

いきなりプロレスの話を出しちゃうんですけど、新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手が、東京ドームを満員にできなかったと悔しがっていた姿を思い浮かべました。その気持ちがわかるなーって。

次、クリエイターキングダムのように(いろんな意味で)大きなイベントを開催するときは、全クリエイターが見てもらえるようなものを目指します。そんな熱い気持ちで燃え燃えです。

上司ニシグチさん、清川英恵さんへ

ほんとの最後の最後に、共に10時間を疾走した上司ニシグチさんと清川英恵さんへメッセージを。

何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、
僕は今回のクリエイターキングダムで、お二人から少し距離を置かれるんじゃないかと感じていました。(勝手な妄想とも言う)

とてもなんとなくの感覚なのですが、お二人の成長・拡大していく姿を見ていると、ニシグチさんも清川さんも大きく動き出していくタイミングが、今年の2020年なのかなと感じていたのです。

そうしたら、我々が一緒にできるのはこのクリエイターキングダムが一旦の区切りなのかなって、勝手に覚悟をしていたのです。これは10時間疾走する直前まで、ずーっと抱えていました。始まったらそれどころじゃなかったですけどね。

でも、でもでも、でもでもでも!そんなんイヤだぁー!
まだまだお二人とおもろいことしていきたいです!

だから、だからだから!
何が目的かはそれぞれ違ってよいので、まだまだこれからもよろしくお願いいたします。

他にもたくさん、一緒におもろいことしたい人がたーくさんいます。ぜひこれからも仲良くしてください。以上!



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