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絵を描くことが楽しかった子どもの頃のように 〜デザイナー向けイラスト講座「エゴコロ学ブーン」開催レポート

2020年2月15日(土)、東京・秋葉原にて、デザイナー向けイラスト講座「エゴコロ学ブーン」を開催しました。完全クローズドイベントとしてため内容が気になる方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単にまとめました。

<大前提>これはデザイナーさんへ向けたイラスト講座です

告知のときにも当日も最初に説明させていただいたのですが、これはデザイナーさんが「もう少し描けるようになれたらな」「お客様からデザイナーは絵も描けると思われていていつもゲンナリする」といったお悩みから、少しでも楽になってもらうための講座でした。

プロのイラストレーターを目指すなら、しっかりした知識と膨大な練習量が必要です。甘くないのです。しかし本講座では、デザインスキルを持ちながら、そこにイラストTIPSを知ることで、今までよりも描けるように&気持ちが楽になること請け合いなのです。

会場には全然イラストを描ける方もいらっしゃっていたのですが、「学び直しになった」「自分のやっていることに自信が持てた」などのご意見もいただき、そこらへんは納得していただけているようで安心しました。

今回は完全クローズド。来てもらって聞いたことに価値があります。

エゴコロ学ブーンは完全にクローズドにさせていただきました。こちらとしても直接聞いてもらって得られるものに重点を置き、内容を作ったこともあり、写真撮影やネットでの拡散などはNGとさせていただきました。

でも「感想は聞きたい」というわがままなお願いはさせていただきました(笑)

登壇者はトツカ・マエダの二人。(※お笑い芸人ではない)

二人のデザイナーの目線でお話していきました。

一人はトツカケイスケさん。@totsu_net

Twitter上ではイラストレーターとしての認知の方が多いかもしれませんが、ディレクターやデザイナーをしながらイラストのお仕事や個展(海外でも)をされています。

もう一人は私、マエダ計画です。@maeda_keikaku

トツカさんとは違い、上手くないけどイラストの仕事もやってます代表としてお話させていただきました。

二人の共通点は、専門的なことを学校で学んでいないことです。なので参加した皆様にも全然描けるようになりますよという再現性は十分にある講座であったと自負しております。

エゴコロ学ブーンはパートに分かれて構成

今回、トークパートと講座パートというふうに構成を分けました。これは我々が話したいことがたくさんあるというのもありますが、イベントの緩急を付けて、スキルなどの話とリアルな事情の話と分けてしっかり聞き入ってもらうために工夫しました。

①アイスブレイクトーク
②デザイナー向けイラスト講座 <描き方編>
③デザイナー向けイラスト講座<ツール編>
④お役立ちトーク

①アイスブレイクトーク

まずはアイスブレイクも兼ねたトークでスタート。どんな練習したか、2人は独学でやってきたけど学校は通った方がよいかなどをテーマに話しました。

ちなみに私はガッツリと専門学校に行く必要はないけど、デッサンはできるとかなり強いので、月一などでよいので、デッサン教室に通うとよいと考えています。トツカさんは…聞けた人だけのお楽しみということで。

②デザイナー向けイラスト講座 <描き方編>

ここからが本編。デザイナーだからこそ知っておくとレベルアップする内容をバンバン出して行きました。

●人物の描き方のコツ
●デフォルメのコツ~可愛いをどう描く~(顔の基本的な描き方もやりました)
●線や形状に一工夫
●ハイライト&影の入れ方
●かんたん配色テクニック
●見栄えの良い角度を知る

通常のイラスト講座と違い、デザイナー目線というの要素を入れて話しました。デザインの知識がココで繋がる…となっていただいたでしょうか。

③デザイナー向けイラスト講座<ツール編>

ここでは、ツールの話から広がりを見せて話しました。何のソフト・アプリを使うか、ペンタブはどうしてるか、パソコンやiPadは?などなどの話から、Illustratorでトレースからの工夫やPhotoshopでの仕上げについて実践的な内容をお伝えしました。

④お役立ちトーク

最後のパートは、参考になるものの探し方や、デザイナーがどうやってイラストを仕事に取っていくのか、そんなイラストの相場はいくらなのか、などといったリアルな話をしました。

Twitterなどで話題になっていることも、個人的にプロとしてどう思うかなどもぶっちゃけさせていただきました。もしかしたらココの話をたくさん聞きたい人も多かったのかもしれません(笑)
そして最後はデザイン✖️イラストの可能性の高さをお話しました。デザイナーらしく戦えますから挑戦してみてはいかがでしょう!

とにかくしゃべくり!お笑いと学びの濃い時間

14時スタートから17時前まで3時間弱話していました。しかもただ用意した内容を話すだけでなく、アドリブで小ボケ入れたり、ここだけの話をしたりと本編に加えて濃い濃い内容となりました。

お笑いライブみたいだったという感想もいただき、我々のやりたいこと見せたいことがしっかり伝わっていて嬉しいです。

絵を描くことが楽しかったあの頃を思い出してほしい。

ここはトツカさんは関係なく、私独自の考えです。
笑えて学べてイベントをやった裏には、これがあるのかもしれません。大人になり仕事になるとなぜ落ち込んじゃうのか、いろいろな理由はありますが、今一度子どもの頃に夢中になって描いてた気持ちを、思い出すことで、新たな発見やモチベーションアップがあるかもしれません。

何を綺麗事をと思われる大人もいるかもしれませんが、デザイナーがプロのイラストレーターとは違うアプローチをするならこの方向性ができるのではないでしょうか?

たくさん描いてきたプロには真っ向勝負では敵いません。でもデザインパワーと楽しむ気持ちを持った大人デザイナーなら違うところで活躍できますよね。(現に僕はできていると思います)

嬉しい嬉しい感想ばかり!

イベント後は打ち上げ、カラオケとワイワイさせてもらいました。その間にも、参加された皆様から、#エゴコロ学ブーン でたくさんの感想をツイートしていただいていました。お願いするもんですね!

その内容はとても笑って学んで楽しんでいただけたようで本当に安心しました。調子に乗って第二弾、動くしかないですね!!!

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。お伝えした添削特典ぜひご活用くださいね!

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