憎い、嫌いな人を自分のために許す方法
はじめに
あなたには忘れたくても忘れられない憎い人がいますか?
私にもいます。
あのとき、誰かに言われたこと、されたことで心にトゲが刺さっている感じ。
記憶がなくなってしまえば楽になれるのに、忘れてしまいたいことほど、よく覚えている。
大丈夫です。こういう場合に効果がある対処方法がいくつかあります。
それをご紹介いたします。
このnoteを読むことで、あなたの心が少しでも軽くなれば幸いです。
なぜ、あなたは傷ついたのか?
回りくどいようですが、なぜ、あなたが傷ついてしまったのか考えを整理することは、あなたの傷を癒やすためにとても重要です。
答えを言います。
それは、あなたが何かを失った、取られたと感じたからです。
失ったものは、お金ですか。大切にしている信念でしょうか。傷のない体でしょうか。
あなたが意識できているかいないかにかかわらず、あなたは何かを自分から奪われたと思ったから、奪った相手が憎くてたまらないのです。
傷ついた心を癒やすには
では、どうしたら傷ついた心を癒せると思いますか。
失ったものを取り戻せばよいのでしょうか。
そうではありません。
これも答えをお教えすると、
実は、あなたは何も失っていないし、もちろん、取られてなんていないのです。
何人もあなたから何かを奪うことなんてできないのです。
それに気づいてくだされば、憎い相手の存在は小さくなっていきます。
思い返して見てください。
あなたは何かを失ったでしょうか。
誰かにあなたは騙されたか、嘘をつかれたか、裏切られたか、傷つけられたかされたのでしょうけど、
あなたが失ったと思っていたあなたの気持ち、あなたの一部は、実はなくなってなんていないと思えませんか?
今、あなたは生きていて、生活していけていますよね。
そばに大切な人がいる人も多いと思います。
生きているということは、食べていけているということで、真に孤独ということはないでしょう。
あなたにとって大切なことは、それはあなたの中にちゃんとあります。
嫌いな人を忘れるためのテクニック
脳科学的なテクニックについてもお話します。
なぜ、嫌いな人を忘れたいのに忘れられないかというと、何度も思い出すので、脳の記憶の神経が強化されています。
脳の記憶回路が強化される前でしたら、忘れるのも早いです。
先ほどお話しましたように、あなたは何も失ってはおらず、その誰かなんて自分にとって些細な存在だと思えれば、
日常的に思い出す回数は少なく、すぐに忘れてしまうものです。
でも、もし、何ヶ月も何年もの間、そのことを思い出しては、腹を立てることを繰り返していたら、脳の記憶回路はかなり強化されてしまっています。
忘れるのは時間がかかりますが、方法はあります。
今度、その嫌な相手、嫌なことを思い出したら、
「ありがとう」と言ってください。
そして、思い浮かぶ情景をテレビに写っている画面に見立てて、その画面が小さくなって消えてしまうようにイメージしてください。
相手に感謝していなくても、ありがとうと言うことで、感謝しているように思えてくるものです。
最初は気持ちがこもっていなくても構いません。
とにかく、嫌なことを思い出したらありがとうと言ってみてください。
それをてきとうに、力を抜いて、気長に何度も行ってみてください。
また、テレビ画面(忘れたい記憶による情景、相手の顔とか言葉とかのことです)が小さくなって消えてしまうイメージは、相手の存在を小さくするのに役に立ちます。
これも続ければ効果があります。
あなたの心が穏やかに晴れることをお祈りします。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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