あなたの人生がうまくいかない理由

人生を豊かに幸せに楽しく過ごすのに、必要なこと。

それは、私達は大いなる存在に導かれていることを信じ、導きに従うこと。

大いなる存在を潜在意識、もうひとりの自分、ジーニーちゃん、神、魂と呼んでいる方もいます。

言葉では説明し難いけれど、確かに感じる大きな存在に導かれている感覚、あなたにもありませんか?

人、考え方、知識、能力、才能、これらが与えられている感覚、私にはあります。

導きに従い始めると、「我」がなくなり、人生がうまくいき始めます。

自分はこうしたい、こうでなければいけない。自分の考えが正しいのだからお前もそうすべきだ。

こういう我は必要ないんです。捨ててしまえばよいです。

我を捨て、大いなる存在の導きを受け入れれば、人生がうまくいきます。

でも困ったことに、ふつうの人は大いなる存在を信じません。

私は30歳を過ぎてから、大いなる存在を信じ始めました。

そして、大いなる存在の導きを受け入れることにも時間がかかります。

少しずつ、少しずつ、我がなくなってきますが、とても時間がかかります。何年もかかります。

こればっかりはしょうがありません。

なにせ、何十年も古い考えで生きてきたのですから。

人との出会い、別れ、

仕事の浮き沈み、

これらを自分でコントロールしようだなんて考えなくていいのです。

すべては引き寄せ。すべては導きの通りに。

オールを手離して、流れに身を任せる。

大丈夫です。あなたに起きるすべてのことは起きるべくして起きるのです。

現実が理想です。

現実を受け入れて、大いなる存在の導きに従いましょう。


私のことを少し書きます。

私は30歳までとても孤独だと思っていました。

不安で、先が見えませんでした。

自分で全てをどうにかしようと思っていたからです。

自分でどうにかしようと思っていたから、どうにかする人生を引き寄せていたのです。

大いなる存在など気づきもしませんでした。

神社にお参りに行く人をバカにしていました。

20代後半で私は大学での研究生活が行き詰まり、鬱病になりました。

今から思えば鬱病は私にとって転換期でした。

鬱病は、「あなたの生き方が間違っている」という身体からのメッセージだからです。

それまでの私の考えは、

一人で研究を進めなければならない。自分でなんとかできる。

競争に勝つために強くなければいけない。

研究を失ったら自分には何も残らない。

などと考えていました。

今思えば、こんな考えで行動していたら鬱になるのは当たり前です。

当時、最初はメンタルクリニックに行くことさえ躊躇し、行けませんでした。

精神病患者である自分は、人間のできそこないだと恥じたからです。

ですので、長期休暇をとることもせずに研究を続け、日に日に研究ができる時間が短くなり、ぐったりと体が動かない時間が長くなってきました。

どうにも体が動かなくなり、家で寝たきりになり、人並みに働けるように回復するのに2年くらいかかりました。

自分の考えがおかしいから鬱病になったと明確に意識できたわけではありません。

何かおかしい。何がおかしいかはよくわからない。

そんなことを漠然と思いながら、本(アドラー心理学、加藤諦三先生の本など)を読んだり、物思いにふけったりして、少しずつ考えが変わってきました。

その後、引き寄せの法則に気づき、3年ほど経ち今に至ります。

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