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【開催報告】6月19日(金)グランドルールを決めようVol.1☆イベント

こんにちは。マドレ式対話の場づくり研究所、研究員の村松智子です。
 
 研究所立ち上げ・運営のために結成された事務局メンバーとしても活動中です。研究所開始前から活動に携わっていますが、先日ふと、「私は研究員としての活動をあまりしていないのでは?」と気づきました。研究所イベントに参加したことはあるものの、スタッフとしての参加のため運営方法が気になったりするため、場にいることに集中できていませんでした。ならば次のイベントに純粋な参加者として参加しよう、と思ったのが「グランドルールを決めよう」でした。

 とはいえ、私自身はルール自体にあまりこだわりがなく、研究所グループ内に投稿されてたルールについての議論を全然読んでいませんでした。「予習しないで参加するのはダメ!」って怒られるかも?とビクビクしながらの参加でしたが、当日集まった人たちの中にはそんな怖い人はいませんでした。

 簡単な自己紹介
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 2-3人のグループに分かれてグランドルールへの考えを15分間で自由に出し合う(進め方はグループごとの自由)
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 グループで出た内容を全員でシェア
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 画面共有機能を使って、出された考えを書かれたメモを全員で眺め、さらに考えを深める

という流れでイベントが進行しました。

 同じグループには初対面の方もいらっしゃいましたが、お互いの考えを出し合い、受け取り、さらに考えが広まっていく、区切られた15分があっという間に終わりました。ルールについて特に話せないかもと思っていたけれども、このイベントが「話しやすくなるデザインされた場」だからこそできたこと。NECワーキングマザーサロンの頃から受け継がれたスキル、共有された知恵の賜物であると実感するとともに、場づくりの検討を重ねたあやこさんと、とめぐちゃんに感謝の気持ちが湧きました。

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 ルールのイメージを絵で描くのもありなのでは、という案も出てきました。思いの表現方法って、身振り手振りも含めたものもあるし、何となくのイメージで語る言葉・きれいな表現にまとまった言葉もあるという話題にもなりました。様々な表現方法を楽しんだ時間でもありました。

 グランドルール?行動指針?スタンス?似たような言葉がいろいろありそう、という話題にもなりました。似たような言葉を並べてみても、そこから受けるイメージも違いがあることもわかりました。言葉の違いに細かくこだわる人もいれば、そうでない人もいる。同じ人物でも、こだわりたい内容とそうでない内容がある、というのが個人的には大きな発見でした。

 他の人と対話を通して何かしらの発見が得られるのは、研究所で活動する醍醐味だと思いました。普段からアレコレと考え事をしている私にとっては、発見が得られる対話の場がとても楽しかったです。発見したこと、気づいたこと、どこかに残しておきたい、誰かにシェアしてみたい、ということも、私の希望のひとつだったのだな、ということを、この記事を書きながら考えました。

 ここであげられたグランドルールがどのようにまとまっていくのでしょうか。今後の展開が楽しみです。

(文責:村松智子)

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