見出し画像

大ピンチ

Xデーは月曜日。
残されたのは0.000000001%の希望。

娘が小学校から続けているスキー。
来月いよいよ冬の中体連、気合十分にシーズンを迎えたのもつかの間。
「大会に出られない」
99%以上の確率で出られなそう、今そんな事態に直面している。

娘と、私たち親と、学校との間にミスコミュニケーションはあった。
もっと前に気づいていれば打つ手があった、こうしておけば、ああしておけば、、、
ということはいくらでも出てくるが、
娘と親と先生たちが修復できそうにない歪みに気づいたのが昨日の今日であり、
今できることをなんとかひねり出してそれぞれの当事者が今ジタバタしている。

一番で唯一の問題は「引率できる先生がいない」こと。
私立の学校なので、大会の日が入試と重なっているのである。

ことスキーは、冬に立て続けに大会があり、先生の拘束時間も膨大になるため、時代とともに部員が減少していくにつれ、学校生活や運営に沿わない競技とされて廃部となった経緯がこの学校ではあり、スキーの肩身は狭い。

スキーをやっていた履歴や賞歴は先生たちみんな知ってくれてはいたので、
出られないって、ないじゃん。
入試に被ってたって、一人も出せないって、ないじゃん。
県大会に出たいって言っている生徒が、学校都合で出られないとかないじゃん。
出れないんだったら入試のときに教えてくれればよかったじゃんって話ですよ。
まだ大会まで日はある。
なんとかもがきたいんですよ。
「NO」の詳細じゃなくて「YES」が聞きたいんです。
県大会→東北大会→全国大会って行きたいんです。
中学生の県大会は3回しか出れないんです。
東北大会は今年地元、中南地区で開催なんです。機運が高まってるんですよ!!

先生と話さなきゃだめだなって、ちょうど学校行事があったから旦那と行ってきたのですが、
まあ一言で言うと旦那がヒートアップしてヤバくて、
それを「言い過ぎだよ!」「その態度収めて!」とたしなめながら、
先生たちのこともフォローする私、
そしてちゃんと逃げも隠れもせず真正面からきちんと話を聞いてくれた先生二人、
という図がありました。(先生たちの対応は本当に誠実でした)

楽しみにしていた行事はつつがなく進行していたけど、
話し合いの輪にいた私たちはほとんど参加できず。
行事が終わって合流した娘がおいおい泣いて、輪の誰もが悲しくなりました。

でもみんなで腹を割って話ができたので、先生たちも完全に100%以上の力で尽力してくれました。先生は大会本部に「出ない」とは伝えていないのです。状況はすごく難しいのだけど、先生も何かに一縷の望みを持っていてくれているのがありがたいなあと。
こっちも食い下がりましたしね。相当無理を聞いてくださった。

来年、再来年の娘の大会参加の安泰は勝ち取れたんです。
でもこれは副産物みたいなもの。
本題は「来月の大会に出る」だから。

今日の話し合いは間違いなく前進であったし、先生たちもまだわずかだけど手の内に何かあるとのこと。それを信じて。
私自身も残された可能性を信じて。
予測不可能な奇跡も信じて。
なんかいける気がするんです。
旦那はカッカしてるのを吐き出したから多分大部分スッキリしてて、
おいおい泣いていた娘もどうやら「ナニクソ」というふうに転じて力を取り戻しつつあります。
Xデーを待ちます。

で。

私はこれ多分大ーーーーーきなカルマだなあというのも感じていて、そちらにも意識を向けてみます。なんか娘の過去生がうっすら見えるようですよね。この関係者の悲しみも投影してるっていうのも見える。それ全部私自身、とも言える、、、。

敵に見えるあの人は愛の人なんだと思う。
多数のために一人が犠牲になるのを我慢して名誉にする時代じゃない。

えーと、どこから見る?

サポートいただけると大きな励みになります。更に良い情報をお届けすべく学んでまいります!