EDH《スカイクレイブの秘儀司祭、オラー》使い視点のモダンホライゾン3注目カード
https://www.hareruyamtg.com/decks/769048
上記は2024/06/04 現在のリストです。モダホラ3で変わる可能性が高い。
発売前の現時点ではモダンホライゾン3は当初予想されていたほどのインパクトは無い印象ですが、それでもオラー的には注視すべきカードが大量に存在します！
全く絞らず候補をとにかく出してみたので見ていこうと思います。
・魂の導き手
1マナのシスターズ系としては魂の管理人、魂の従者、月皇の古参兵に続き4枚目。初めてのタフネス2という事でオークの弓使いを意識するなら採用候補でしょう。
ついでの様に得られるエネルギーでオラーをパンプ&飛行付与してライフゲインしに行くというのも悪くないおまけです。
現状の構築ではシスターズ系は場と墓地のループ時に単体でフィニッシャーになれるコー追われのエラスのみの採用となっているので、使用する可能性は高くないですがライフゲインに寄せるなら。
・失われしものの時計
マナコスト3で白1マナが出るだけのマナファクトは正直入れたく無い寄りですが、それが複数枚リアニメイト出来るとあれば話は変わってきます。
1マナを釣ったところで大して美味しくないので、出来ればX＝3辺りで供犠台やギックスの僧侶などをまとめて釣る事が出来ればかなり勝利は近づくでしょう。
2ターン目に出せれば5ターン目にはX＝3で起動出来るので悪くない。起動にマナもかかりませんので、X＝2以下で起動して墓地のマナファクトを釣ってマナ加速するという可能性もあるかもしれません。
ネックなのはやはりリアニメイトまでのタイムラグと本体の弱さ。ただでさえ墓地を触って睨まれがちなのですが、このカードが出ている場合親の仇の如く墓地のカードを飛ばされてしまうかも。
・不死のさざ波
モダンのエスパー御霊で悪くないのでは、など言われてたりするカード。
この手の毎ターン切削するカードは、欲しいパーツが墓地に行ったので別のカードで回収する、という事が多いですが自身で完結しているのは好印象です。
オラーにおいても必要なカードは手札に加えつつ、墓地にはクレリックなどを溜めていけるので時間さえあれば勝利への貢献度は高くなるでしょう。
タイミングが戦闘前メインフェイズ開始時とどうしてもターンを跨ぐ必要がある、回収にはマナとライフが必要である、手札に加えたカードがバレるなど不安要素もありますが試してみたい1枚。
・ボルトインランドたち
それぞれ2マナで戦闘クリーチャーに3点、4マナ2/2のディッチャ、4マナのピン除去とそれだけなら全く採用したくないですが裏面が3点払えばアンタップインする通称ボルトインランドなので一考の余地があります。
剃刀草の待ち伏せはよほど小粒クリーチャーが殴って暴れ散らかす世紀末状態ならば採用する可能性あり。
魔女の結界師は4マナCIPで置物破壊と、同一ターンに仕掛けに行くには重すぎ。ですが母聖樹より滅茶苦茶弱いとはいえ土地枠で置物を割れるのは悪くないです。これでクレリックなら評価爆上がり永久スタメンだったのですが…
不敬者破りはハグラの嚙み殺しを思い出す性能。こちらはアンタップイン可能な為、黒単や黒含みの2色デッキなら採用しやすいです。とはいえ黒は致命的なはしゃぎ回り、殺しといったピッチのピン除去が既に存在している為これも採用するのか？と言われると少々疑問。マナや土地がフラッドしがちのデッキで。
・巣穴の魂商人
実質ファイレクシアの供犠台なゾンビ・ゴブリン・ウィザード クレリックも入れてくれませんか…？
起動にライフが必要となり、クリーチャーである事でリアニなど場に出しやすくなり、全体除去に巻き込まれる事になり、マナでなく宝物であることで盲従でタップインしたりトークン増加系やサクリファイスシナジーなどで更なる強さを見込めたりと使い勝手は結構違いそう。
ファイレクシアの供犠台の代わりとして使うにはライフが必要なのが無限パーツとしてはかなり痛いですが、これまた試したい1枚。
種族的にこのデッキでは英雄たちの送り火が使えないのが寂しい。せめて人間ならば。
・悪意の閃光
白のピッチは微妙でしたが、黒のピッチもそこまでではない。
除去の厚いデッキではないので狙ったクリーチャーを落とせないのはかなり評価が下がります。
軽い黒いクリーチャーも少なめなので現状は使いにくいですが、墓地に行きたい黒のクリーチャーが増えたりデカブツが幅を利かす環境になれば採用の余地があるかもしれません。
・黄泉帰る悪夢
ギックスの僧侶が居れば、屍賊の死のマントの代わりのループ要員になれたりします。
前提条件：場に
オラー
供犠台か巣穴の魂商人かヨーグモス
1～2マナのクレリック
ギックスの僧侶（1～2マナクレリックとギックスの僧侶はどれか1枚場にあれば良い）
1.黄泉帰る悪夢をプレイ、E×3を得る
2.黄泉帰る悪夢でE×3を支払い1～2マナクレリックを生贄にギックスの僧侶をリアニメイト、黄泉帰る悪夢は手札に戻り黒×3を得る
3.ギックスの僧侶をサクってサクリ台の効果、1～2マナクレリックをオラーの効果で場に戻す。（浮きマナ黒×3）
１～３を繰り返す事でギックスの僧侶と1マナか2マナのクレリックが無限に場と墓地を行き来する事になり1ループにつき黒が1マナずつ浮き、サクリ台の効果が1回使用されます。
ファイレクシアの供犠台→有色無限マナ
アシュノッドの供犠台→黒無限マナ
巣穴の魂商人→ライフ1点に付き黒1マナ＋宝物1個
ヨーグモス→ライフ1点に付き黒1マナ＋1ドロー（＋1体に-1/-1カウンター）
ギックスの僧侶と黄泉帰る悪夢を揃える必要がある事、サクリ台が必要な事、オラーを場に出す必要がある事と条件は重めですがマントコンボと比べて1～2マナクレリックは1体居れば良い事、1ループのサクリ台使用数が1回なので魂商人とヨーグモスでもライフが楽、ヨーグモスでも無限マナに到達する事は明確な利点です。
ループ途中で釣る対象を2マナ以下のクレリックにする事でエネルギーを溜め、より重いクリーチャーを釣る事も可能です。
無限コンボ専用としては条件が少し重いですが、オラーさえ場に居れば墓地のクリーチャーを損失を抑えながら釣れるのは良い。
条件が重い分、コンボしない際の使い勝手が一番大事だと思うので実際に使用して確かめたい。
・密偵長の大霊堂
たまにルーティング出来る弱い沼、ですがこのデッキなら無限にクリーチャーが出入りするコンボがあるので実質デッキを好きなだけ掘り進めて墓地に送る事が可能です。マントやレオニンの遺物囲い＋動く死体で無限に出入りしたは良いが何も起きない、という事をカバーする事が出来る。
オークに致命的なまでに弱いという弱点があるので採用は要検討といったところだが、適当にクリーチャーがぶつかり合ったり除去で流れた後で数枚ルーティング&パンプ出来れば十分強い。
・ラゾテプの採石場
ファイレクシアの塔、高級市場に続くタップだけでクリーチャーを生贄に出来る土地でしかも色マナが出ます。（テキスト読み上げおじさん）
ノータイムで採用と行きたいところですが、このデッキは現在深刻な色マナ不足に陥っているのです。
というのも現在呪文に使える色マナが出ない土地が
・古えの墳墓
・ウルザの物語
・ファイレクシアの塔（通常時）
・高級市場
・月明りの聖域
・魂の洞窟
・宝石の洞窟（後引き）
・ヘリオッドの高潔の聖堂
なんと8枚も入っているのです 土地31枚（両面込み）なのに！？
現状ですら色マナ出なくて負けるパターンがたまにあるのに、これ以上事故率を上げる訳には行きません。
この中だとライフゲインで無限コンボの始動キーとなる高級市場と月明りの聖域は残したい為、一番弱いのはヘリオッドの高潔の聖堂でしょうか。ここしばらく起動した覚えが無いですが、極上の血が墓地に落ちた際に唯一拾えるカードとして採用されています。
下の能力は他の手が尽きた際の最終手段としては悪くないですし、コピートークンなのでオラーで他の生物を釣る為のトリガーに出来ます。
注目カードは以上になります。
試したいカードがいっぱいでデッキをどう組んだら良いやらという嬉しい悲鳴。とりあえずネクロポーテンスとかの無理やり入れてるカードを抜くところから試すかも？
次回はモダホラ3を踏まえてデッキ構築が決まったらまた記事にしたいと思います。ではまた！
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