乳がん告知から丸6年たって、まだまだ続く悩み。

2月8日は乳がんを告知された記念日でありまして、今日で丸6年。7年生になりました。

ホルモン治療は標準治療の通り10年間、ということなので、毎日タモキシフェン飲んでいます。
あとは3ヶ月に1回の血液検査とエコー、年に1回のマンモグラフィー検査を受けていますが、それ以外はおかげさまで病気のことをすっかり忘れている時間が年々長くなっているくらい、元気に過ごしています。

乳がん前の自分に比べたら、ストレスの受け流し方がめちゃくちゃうまくなっているし、食べものにも気を使うようになって、これまで大嫌いだった運動も楽しく続けられるようになったし、生き方が少し丁寧になって充実してる部分はすごく多いです。

でも、昨日何気なくがんになる前の写真をちらりと見たときに、治療による更年期のような症状でやっぱり生活も大きく変化しているし、急激に老けたし（笑）振り返ってみて失ったものはずいぶんあるなーとしみじみ思い返しておりました。

敢えてこの6年間で失ったものや生活が不便になったなぁと感じることを挙げてみると

◉一度も熟睡をしていない
ホルモン治療がはじまってから必ず夜中におトイレで2回起きる。ホットフラッシュ&コールドフラッシュで寝付けないこともしばしば。
当然、朝もよわーくなります…
まだ冬場は夏ほどほてりが強く出ないので助かってます。

◉手首まわりのアクセサリーができない
女性ホルモンを減らしたらドケルバン腱鞘炎を発症してしまいました。手首まわりにアクセサリーや時計などをつけると痛いので、一切つけられない。Apple Watch欲しいけど無理だから、ちょっと節制にはなったかなー
ベースが弾けなくなるのが1番こわいので、すごく気を遣っています。

◉減っていく筋肉、増える脂肪
タモキシフェン服用後数ヶ月経ったある日、もともと女の割に怪力と言われていたわたしが、瓶の蓋を開けられなくなったり、ベースを持って歩いて長い距離を移動するしんどくなったりと異変を感じるようになった。
見ると腕にあった自慢の力こぶがない！子持ちししゃものようだったスネのあたりの筋肉がない！お尻のかたちも変わってる！
嘆いてばかりもいられないので2020年からランニングマシンを導入して30分くらいのランニングを週3-4程度、それに登山やウォーキング、SIXPADコアベルト、リングフィットアドベンチャーとかもう手当たり次第試してきました…
タモキシフェンは恐ろしい太り薬でなにをやっても効果が感じられないので本当に嫌になりますが、老後の健康のために筋肉は維持しておきたいので運動は続けておこうと思います（痩せずとも、血液検査の結果にだけは直結するようで、ここ2年くらいはいい数値キープしてます！）

◉髪の毛の老化
これは5年目くらいから急に感じるようになった。艶やコシがなくなり、細くなっている…
調べるとやっぱり女性ホルモンが減った場合そういうことが起こるらしい。

◉耳鳴りが悪化
もともと耳鳴りはある方だったのですが、さらに顕著に。でも慣れちゃってそんなに不快ではない。

◉手足のしびれと指先のきしみがやばい
ずっとお箸やスマホを持っていたら手がしびれたりするのでちょっと不便。

◉肩腰ヨワヨワ
絶対同い年のほかの人より、10歳はババア化しているな、とはっきりわかるくらいすぐ肩や腰が痛くなる。そしてすぐ治らない！
雪かきをちょっとしただけで後悔するくらいの弱さ。

◉顔面老化
これは…ただの劣化かもしれないけど、薬のせいにしようと思う！！笑
実際、エストロゲン減るとシミは増えると言われているし、薬による浮腫もだいぶあるよねー

どうでしょう、ホルモン治療中の皆さん、そして更年期の症状が出てきた皆さん、わかるわかるー！と共感してもらえるところはありましたでしょうか…？？

前に書いた、わたしなりのホルモン治療中の気分転換などを書いた記事はこちら💁‍♀️

わたしは37歳からホルモン治療10年、そしてそのあとにホンモノの更年期がやってきます！
ふつうの人の倍くらいあるということです！！
エンドレス更年期！笑
みんなで明るく前向きに残りの治療も乗り越えていけたらと思います♪