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井尻商店街:クリスマス抽選会

井尻商店街で、12月22日~24日の3日間、クリスマス抽選会が行われました。

井尻商店街の歳末大売り出しというものではないそうですが、今年1年の感謝を込めて井尻商店街で行いました。12月半ばまで「暑い!」と言いたくなるような日が続いていたので、クリスマスの風情を感じられなかったけど、抽選会に合わせてとっても寒くなりました。

今回の特賞は「バルミューダ・ザ・トースター」3万円相当です。

さて、商店街のクリスマス抽選会を息子が一所懸命手伝っている姿を見ながら、今回は商店街活性化の難しさを考えさせられました。
井尻は天神まで西鉄で10分、博多駅までJRで10分。交通の利便性がいい場所にあります。しかし、商店街としてはこれが災いしています。井尻の住人はお買い物は天神か博多駅に行ってしまいます。加えて、徒歩20分圏内にららぽーと福岡があるので、あえて、井尻の方々が井尻商店街で何かを買おうと考えるでしょうか?
井尻商店街に加盟していて、息子が商店街の理事をしている私がそんなことを言ったらいけないと思いながら・・・

井尻商店街の年末大売り出し!と謳うことも難しい状況です。大売出しと銘打つと、当然2割3割、えーい5割引きだ!と割引を皆さん期待すると思います。けど、「さあ、大売出しだ。商店街としてもどーんと割引きしましょう。」というのはとても難しいのが現状です。

唐揚げ屋さんの倒産が増えているとか、倒産の話題もこの頃増えてきている気がします。

小さな駅に隣接する商店街で物販業はどんどん難しくなっていっています。
小さな商店街でもやっていけそうな業種は
①飲食店
②美容室
③病院・歯医者さん
④コンビニ
⑤不動産仲介業(多分、きっと)
かなあ・・・
以前は、身の回り品を取り扱う店舗も求められていたと思いますが、今はネットで注文したり、車で買いに行ったりするので、コンビニ以外の身の回りを扱う店舗はすっかり弱くなってしまいました。

商店街も、時代に合わせて変わっていく必要があると思いますし、変わらないと生きていけない時代です。商店街そのものも見直さなければならないのかもしれません。

いつか、街づくりができるような不動産会社になりたいなあ。


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