天河神社 旅の話その4
2日目の朝は意識が戻ると蚊が元気に囁いてくるので、しばらく布団をかぶっていましたが暑くて結局は起きました。(その割にはどこも刺されなかった)
朝食の前に拝殿までへ行ってみました。
夜は観月祭です。
私は、今回の旅は良重さんの日程に合わせただけです。神社のHPのスケジュールに観月祭があるのを見て、良重さんはちゃんとお祭りの日に合わせて予約されたのだなと思っていました。
そしてHPに催事の日は朝拝は行いませんと記載があったため、今朝は何もないのだろうと思っていました。
出発の数日前に良重さんに連絡をした時に、ご自身は観月祭を狙って予約したわけではないと知りました。それはそうです。彼女にとって旅のメインテーマは和 真音さんとシンギング・リンだったわけですから。
そこで良重さんが出席に予約がいるかどうか電話で確認してくださって、無事に予約できました。
思いもよらぬ連携プレイです。私は行事は知っていたけど、予約必須までは考えていなかったのですから。
ミラクルペアの快進撃はこれに留まりません。
拝殿に上がってみると「あれ?」
朝拝の準備をしています。すでに座って待っていらっしゃる方たちがいます。
なんだかわからないまま、私も座っていると少し遅れて良重さんもやって来て、無事に天河神社の朝拝が始まりました。
目を閉じて太鼓の音を聞いていると、どこからともなく脳裏に水面が見えて来て静かに波打ちながら水が流れているのが分かります。明るい昼間の川とか海のキラキラした感じではなく、もっと源流のような洞窟のような静かな世界です。
波紋が広がるように水が小さく波打って行きます。
複数の祝詞のみならず般若心経もあり、習合の形式だと分かりました。(私は予備知識をほとんど持たず来ているので、主観的体験の範囲でのお伝えとなります)
終わりに今夜は観月祭があってお月様が見えなかったとしても、ちゃんと雲の上にありますよというお話がありました。
朝拝はとても気持ちの良い体験でした。
朝拝が終わると、参加者は盃で御神酒を一口いただきます。細切り昆布もいただきました。
2人は授与所へ行ってみました。神社の方が夜のお祭りの準備をされています。
私は授与所で柿坂 神酒之祐さんの著書『たいらけくやすらけく』という本を買いました。
宿に戻って朝ご飯をいただきました。
すっかりパワー充電しました。外は綺麗に晴れています。
出発時間まで、また少し境内を散策。
洞川へ出発前に、女将さんに記念撮影をお願いしました。
女将さんの車で乗り換え地点の天川河合で降ろしていただいて、10:14のバスを待ちます。
案内所の人に手を振って、いざ洞川温泉へ出発!
続く
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