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表から見えない場所へファンと大移動

様々なことが変化していく過程には常に興味がありますが、本日はネット上で起こっている、『ファンを連れて大移動の傾向』について。

コアなファンを抱え込んで、“表から見えない場所”に移動

①有料コンテンツでコアなファンとの距離を縮める
かつてYouTubeで動画投稿されてファンをたくさん集められた方達が、ここ最近YouTubeではない、“表から見えない場所”へファンを連れて引っ越しをされるのをよく見かけます。

私の場合まず最初は、半年ほどYouTubeの更新が止まったけれど、とてもいいと思っていた方を、全く別の場所で発見し、再び読者・視聴者として接することができるようになった方がいらっしゃいます。

その方は、有料コンテンツでブログを発信され、いわゆる、ここから先は有料です、という形を使い、結果として有料でもついていく、というコアなファンを別の場所へ一緒に連れていかれた形です。その有料読者を優先的にオンラインイベントにも招待されるため、イベントに集まる方は本当にその方の考え方に強く共鳴した、そして常識的な方々ばかりです。間違っても、その場を荒らすとか、誹謗中傷などとは無縁で、結果としてそのYouTuberさんはとても心地の良いファンを別の場所に集めたことになり、また心地の良いファンとのオンラインイベントをすることができていらっしゃいます。

②LINEにファンとの居場所を作る
・YouTubeでは言えないようなことも、自分を支持してくれる人たちとは共有したいということ
・すべてに向かって、つまり全世界の人に向かって意見すると、自分の発内容や誹謗中傷など考えないといけないことが増えたこともあり、“閉じられた”インターネットでこれからはやっていきたい

ということで、LINEの自分のアカウントにファンの方に入ってもらい、そこでメルマガ式に発信を始めた方もいらっしゃいます。

またLINEという特性から、個人がこの方にメッセージを送ることもできます。必ずお返事できないかもしれないけど、必ず読んでいます、ということでした。

実はこの方、大人数でイベントをすることがとても苦手なのだそうです。しかし1対1ならとてもおしゃべり好きで、そういう形のほうが自分に合っていると言われていました。なので、1対1のやり取りが強みのLINEを選ばれたのだと思います。

すでに準備として大移動完了の方々


上でお話した大移動とは少し違うかも知れませんが、メンタリストDaiGoさんやホリエモンが以前から口にしていたことに、YouTubeはある日突然なくなる可能性がある、という話がありました。

現にお二人ともYouTubeでの登録者数や再生回数が相当回っているにも関わらず、有料コンテンツであるニコニコ動画でも発信をされています。突然YouTubeがなくなってもいいように、もうすでに準備をされているわけですね。時間をかけて、ファンを少しずつ安定した有料コンテンツに誘導をされ始めています。

もっと大きな大移動は


最近のYouTubeといえば、やはり芸能人の参入が圧倒的に増えてきているという変化があるでしょうね。もちろんコロナの影響が大きいと思います。

例えば某アイドル事務所のように、タレントの流出が相次いだそのタレントの行先は、TwitterでありYouTubeなのです。一般人でも簡単に参入できるコンテンツがいまや、あの巨大メディア、テレビジョン!からの大移動の移動先になっているわけです。

こんな時代がくるなんて、誰も予想していなかったでしょうね。

ネット上の自分の居場所を自由に選べる時代へ

タレントであれ、一般人であれ、今や発信活動は自由にできるコンテンツが圧倒的に増えました。

少し前までテレビやラジオだった発信メディアは、いまやその数は無限です。

また時代が生んだYouTubeという世界で、一般人も大活躍ができ、そこで新たに発生した問題を解決すべく、今度は自分が選んだ、自分とファンだけのメディアを見つけて移動する。今、そんな段階にどうやらきている模様です。

こうした動きが活発になってきた最大の理由は、過剰になりすぎた誹謗中傷問題にありそうですね。

これからどう動いていくのか?

こうした大移動は、ファン側としてはとてもありがたい動きだと感じます。
有料コンテンツであるがゆえに、

・本当にお金を出してでも得たい情報か

ということを真摯に考えることができます。自分が本当に求めているかどうかもはっきりします。

また、

・広告をスキップ

のボタンを押さなくていいのも普通にうれしい。

そしてなんといっても、安心できる。
そこに『安心』があるからこそ、その空間で気持ちよく過ごすことができます。『安心』がないと、話してみたいと思っていた方と直接お話できる機会は生まれなかったでしょう。

大移動、そして有料コンテンツの2つ。

これがあることで、コアなファンとの距離は一気に縮まるでしょうし、良いことしか見当たりません。

これからもまだまだ、有料コンテンツや大移動は活発に起こってくるでしょう。

その動き方も個人の個性が表れていて、大変興味深いです。

それでは、また!


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