私(ENTP)の友達関係について

こんにちは、窓井です。

多少の流動性や状況による変化はあれど、あえて文章で残しておこうと思う話題です。私の周りでは少数派扱いですが、この広いネットの海にはきっと似た方がたくさんいるでしょう。

前提として、"ENTP"と銘打ってはいますけど、言うまでもなく私個人の価値観が多分に含まれている(というか主軸)かと思われますので、そういうENTPもいるんだな~くらいのものです。
それではボソボソ喋っていきますか。

そもそも飽きやすさが最大のネック

本題に入りますが、先にお伝えしておくことは「私は驚くほど飽きやすい」ということです。もしかしたらこれはENTPあるあるかもしれません。
もちろん何に対してもとてつもなく飽きやすいですが、人間関係においても例外ではないんですよね。私がどれくらい飽きやすいかの話は今度語りましょう。

そんな飽きやすい私の、特に良くないところは「どうしようもなく熱しやすく冷めやすい」ところ。
飽きやすくとも、そもそも熱しづらければそこまで困ったことにはならないかもしれないですが、私の場合は簡単に人に興味を持っていそいそ近づいておいて、すぐに「よし、飽きたからもういいか!」となってしまうのです。
(割と人見知りなのに)初対面の人との出会いは比較的好きな方で、その相手がどんな人間なのか観察し考察することも、実際に話してみて輪郭が出来上がっていく過程も楽しいと思えるタイプです。
むしろ刺激中毒と揶揄されるENTPである私は、新しい出会いを常に求めている節すらあります。ネット上では積極的に人脈を広げたり、全く新しい界隈に飛び込んではいろんな人と繋がってみたり…リアルでは飲みに行った先や旅行先で知らない人と友達になって帰ってきたり…

それでもその多数の出会いが強固になることはほとんどありません。出会った相手に対して「この人のこと大体わかったな」と感じたり「あれ?話してみるとあんまり面白くないな」と感じると途端に興味が失せるからです。
新鮮さや面白みを感じなくなるというのは私からすると耐え難い苦痛なのです。

この"飽き"というのは大体出会ってから数週間、長くても4,5ヵ月程度で発症することが多いですが、数年付き合いがある友人に対してもあり得ない話ではありません。要は「話していても楽しくない」「この人と過ごす時間には一つも実りがない」と感じれば結局飽きてしまうのです。
飽きる原因としては、大半が「密に交流しすぎる」というのが多いかと思います。出会った最初の頃は相手のことを知るという新鮮さにやられ、たくさん話したくなりますが、実際にたくさん話すとどんどん相手への理解が進みます。
なんとも勝手なことに、理解が進み相手の底が見えたり(見えた気になったり)、興味がそそられないと感じると、飽きます。そして、その人との関係を蔑ろにするのです。
改めて考えると、本当に酷い話ですね。

好感度別の対人関係

それでも出会った人間全てに飽きているわけではありません。
こんな私にも歴の長い友人や、沼ってしまった友人はいます。
ということで次は私の人間関係においてのヒエラルキーの話をします。ヒエラルキーと言っても、私の中に存在する好感度ランクみたいなものです。
分かりやすく説明すれば、大体5段階くらいに分かれている体感。
ざっくり説明するとこうです。

ランク1

さしてなんの感情もない相手。好きも嫌いもなければ、興味もない。
所謂"ただの知り合い"ですね。
短時間であれば一応盛り上がれますけど…あれこれ関わりたいとは思いません。

ランク2

話しかけられればまぁ、応答しないこともない相手。
その場のノリ以外で自分から話しかけることはほとんどありませんが、ノリ次第でプライベートでの交流をしたりします。(大体つまらなくて後悔します)
相手から接触してきた際に、自分の気が向けば交流します。
興味の有無で言えば限りなく無いに等しいですが、ごく限られた話題では多少気が合うとか、「面白みに欠けるけど人となりは良いんだよな…」とか。
言葉を選ばずに言えば「悪い人じゃないけど特徴のない人」は大半ここですね。
好きか嫌いかできかれると「別に嫌いじゃない」です。

ランク3

ここは私が思う「結構好ましい人間」です。
人間関係の中では割と気に入っている相手ですね。話していて楽しいし、タイミングがあれば自分からも話しかけたい相手です。
話していて笑えたり、会話が楽しいと感じられる相手です。
でも多分交流していてまだ多少気を遣う相手だったり、100%の本音で話せる相手ではないので、頻繁に会ったり頻繁に連絡をとることや、相手からべったり懐かれるのは苦痛だと思います。
「当たり障りない程度の話題は盛り上がれるけど、別に深い話をしたいとは思わないな〜」と感じる相手は大体ここです。

ランク4

ここから突然人口密度がガッツリ減ります。そして「かなり大好きな人間」ゾーンに入ります。3から4の間の開きがかなり大きいイメージですね。
会話が面白く、深い話ができるorしたい、相手への興味が長期間継続した人に対し開放されるゾーンです。自分から積極的に話しかけ、交流したくて仕方ないと感じます。プライベートな関わりもどんどんしたいですし、相手からたくさん話しかけられても嬉しいと感じます。
このゾーン以上にいる人に共通しているのは、ある程度議論や討論じみた会話が出来る人や、面白い意見を持っている人、空気が読める人、などの要素が複数ある方ですね。
面白おかしいだけでなく、一緒にいて自分が高まっていると感じられる人や勉強になるなと感じられる人が多いです。
あとは何といっても"信頼出来る"と感じられることが必須ですね。
先述した数々の要素にプラスして、私が「信頼できる!」と感じた時、心から「この人大好き!」になるんだと思います。

ランク5

殿堂入りの人間ですね。まるで酸素のように近くにいてほしいと感じます。
今のところ2人程頭に浮かびます。
ある程度歴の長い友人のため、日々新たな発見!とはいきませんが、頻繁に深い話ができて、自分なりの意見を返してくれたり、価値観が私と全く違っても面白いと思える相手です。
自分と全く違う人間はたくさんいても、それをお互い面白いと受け入れられるのは相手の人となりの素晴らしさだなと感じます。
自分からよく話しかけますし、縁が切れることを考えたことはありません。
色々な困難というか…トラブルを一緒に乗り越えてきたという経験があることと、私の悪いところを数え切れない程浴びても尚友達でい続けてくれている実績が揺るぎない信頼となっているんでしょうね。
この人への愛を語りだすと止まらないので、後日改めて綴ります。

以上が私の対人関係ヒエラルキーです。
友人と呼べる関係の人は大多数が2~3に属しております。
実際には大体の人がこうしてある程度の順位付けがあるかと思いますが、自分なりの中身をあえて書き出してみました。
色々言いましたが、基本的には自分から懐くのは良いけど人から懐かれるのは苦手です。驚くほど身勝手ですよね。
厳密に言えば懐かれるのは嬉しいですが
・時間を拘束されていると感じる程ベッタリくっつかれる
・誰にでも懐いたり媚びるようなチョロい感じの人
・地頭が良くなさそうな人
・自我が無さそうな人
上記のような人について回られるのがとても苦手です。


今回も私の身勝手さを露呈させたわけですが、最初に書いた通り、流動的なものでもあります。
が、基本的にはこのスタンスがベースですね。
身勝手な人と友達になりたい奇特な人は参考にしてください。

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