ピンクのきりん🦒 第2話

。。あれは、いつ感じた温もりだろう

薄暗い光しか届かない、崖のした

孤独と絶望に打ちのめされそうな心をなんとか保とうとしていました

皆からめずらしがられ、そして避けられ、

その理由が生まれつきのその容姿

なぜ、違っていることが、いけないのだろうか
違いってなんだろう

答えはうかばない

母さんは、そんな自分をなぐさめ、いつも温かく包み込んでくれました

母さんに会いたい

ふと足元がすべり、気がついた崖のそこ
頭を振り上げ、ピンクのきりんは心を奮い立たせ空を見上げました

つづく

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