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映画評論独り言 マッドマックス:フュリオサ

 ジョージ•ミラー監督はつくづく凄いと思う。普通、怒りのデスロードの後は素直に新マックスで2を作るのではないだろうか。前日譚はなかなか前作を超える事は出来ないし、今回もその通りで超える内容ではない。何ならラストのフュリオサとディメンタスのくだりはマッドマックスの世界観を潰しかねない感じもするが、何となくそれもこれも分かった上で作ったかもしれない。サンダードームの時もそうだったように。
 4部まではもう長時間を感じさせない息を吐かせぬフュリオサを堪能できる。ウォーボーイズや爆走する車に爆弾、もう、これでもか、というくらいマッド感も満載でイモータンジョー、後ろ姿のマックス、フュリオサの腕など見終わった後も充分に余韻に浸れる。
 ただ、やはりディメンタスのダメボス感が1番心に残ってしまう気もする。それを引き立たせる為のラストなのかもしれない。なので敢えて見出しの画像もディメンタスにした。
 この後、怒りのデスロードを観たらまた、違った感想になるのだろうか。
 マッドマックスの最新作は作るつもりなのだろうか。一つだけお願いしたいのはジョージミラー以外のマッドマックスは作らないでほしい。評点 90

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