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私がNMB48をすきになるまで

はじめまして。

はじめてのnoteは自己紹介も含めて、どこにでもいるアラサーOLの私がアイドルグループ「NMB48」をすきになるまでを記したいと思います。ザ、自分語り。そんなん誰が興味あんねん。(慣れないセルフツッコミ)でも自己分析的な意味でも書いてみたいと思います。

最初から恥を晒すようですが、物心ついてから最初になりたいと思った将来の夢は「アイドル」でした。幼稚園の時に放送されていた「マジカル頭脳パワー!!」というクイズ番組が大好きだったんです。それに出てみたくて。その一心でした。アイドルというよりはタレントか。

そんな夢見がちな幼少期を過ごした私でしたが、学生時代は女性アイドルグループ、実は苦手でした。

昔からかわいいものは好きだったけど、アイドルはぶりっことか男受けとか、そういうイメージが大きかったのです。完全偏見なんですけどね。それに当時はあまり表立った女性アイドルグループ自体が少なかったと思います。田舎の片隅の学校でごくごく普通の学生時代を送っていました。

晴れて大学生になり、新しい友達ができて、当時流行っていたmixi(アー!懐かしい!)でつながったのですが、それからAKB総選挙についてのつぶやき(今でいうツイッターみたいな機能)をよく目にするようになりました。調べてみたら私が大学1年生だった2010年は、第2回総選挙だったんですね。うわーまじか、思ったより前。衝撃。

それで、「あっちゃんか、優子か、1位はどっち?」「あっちゃん派?優子派?」というつぶやきをたくさん見ました。正直興味は全然なかったし、どっち派でもなかったけど、きっとみんな共通のエンタメだから内容は知っておこうと思って一応情報を追っていました。第2回総選挙の結果は1位優子、2位があっちゃん。ずっとあっちゃんが1位人気であるらしいことはその時点で履修済だったので、ドラマがあるなあと感心して見てました。特番もAKBだらけでしたね。それが私と48グループの出会いでした。

第2回総選挙の選抜メンバーによるシングルは「ヘビーローテーション」。代表曲!!カラオケで歌ってMVを観て、かわいいけどこれを人前で歌うのは恥ずかしいなあと思った記憶があります(笑)

でも大学時代はサークルとアルバイトに明け暮れていたので、ほとんど家にもいなかったからテレビも見ていなかったし(なので今でも芸能にものすごく疎い)、もちろんアイドルにハマることもなかったのです。

なのに総選挙だけはなぜか追っていました。単純にドキュメンタリー番組として面白かったんですよね、俗に言うにわかファンだったので。細かい仕組みは全然わからなかったけど、自分より少しだけ年下の女の子たちが人気順を争って毎回喜んだり涙しているのが、奇妙にも見えて興味をそそられたし、にわかなりに感動して泣いたりもしていました。ちなみにそのころから、NMB48の山本彩ちゃんと渡辺美優紀ちゃんのかわいさには気づいていて、陰ながらなんとか上の順位に入ってくれないかなと応援していました。それとSKE48の松井玲奈ちゃんも。そしてこの頃から、「なんとなく総選挙を見て応援するんじゃなくて、メンバーを知って応援するともっと楽しんで総選挙を見られるんじゃないか」と思い、48グループ内の有名メンバーのツイッターをフォローし始めます。沼への始まりです。

時は過ぎ社会人になった2014年。陰キャのくせに営業職に就いたので、向いていない仕事に就いてしまった…と思いながらも新人なりに奮闘していました。そんな中で日々の癒しになっていたのは48のアイドルちゃんのツイッターでした。劇場公演とか握手会とか、仕組みも内容もわからなかったけど、かわいい女の子たちが毎日頑張っている姿を少し見られるだけで元気になったし、幸せでした。

そして2015年、わたくし社会人2年目の6月、SKE48の松井玲奈ちゃんがラジオ番組で卒業発表をしました、というのをツイッターで見ました。握手会にも、ライブにも行ったことはなかったけど、それでも好きだったメンバーが「アイドルグループを卒業する」というのはどうにも、なかなか衝撃的な出来事でした。女優さんになるから会えなくなるとは限らないとはわかっていても、「もう私はアイドルの松井玲奈ちゃんに会えないんだな」と、寂しくなりました。

そこで私は気付きました。「アイドルは卒業したらアイドルとして会えなくなる」という当たり前の事実に。

SKE48メンバーは当時W松井と、玲奈ちゃんが仲の良い高柳明音ちゃんぐらいしかわからなかったので、最後までライブや握手会に行く勇気は出なかったのですが、ここで初めて「アイドルグループまるごとハマること(=箱推し)ができれば、きっともっと日常が楽しくなる」と思い始めます。

最初から箱推し思考だったのです。我ながらなかなかハードルが高いですね…

そこからはグループや選抜関わらずメンバーをたくさんSNSでフォローしたり、youtubeにあがっている楽曲を聞いたりして、箱推しできるグループを探しました。当時結成されたばかりのNGT48、当時若いメンバーが特に多かったHKT48、もちろん玲奈ちゃんのいたSKE48も、満遍なく見て、もちろんそれぞれいいところもあったんですけど、ここで最初にして最大の沼にハマってしまってからはNMB48のオタクの道まっしぐらでした。

そう。「さやみるきー」です。

今更何を説明するのかというNMB48の基本のキではありますが、、NMB48の1期生で、同い年、同じ身長、同じ血液型、ルックスもよくてパフォーマンスも自然と目がいってしまう。でも性格や考え方が全く違う、山本彩ちゃんと渡辺美優紀ちゃん。この2人を合わせてさやみるきーという愛称で呼ばれているわけですが、2人の関係性とそれが織り成すストーリーや、それでも2人がいると誰もが無敵と思える空気感ーーーその頃NMB48は結成5年目で、初期の頃の伝説は後から勉強するしかなかったのですが、調べれば調べるほど「運命」としか思えない2人の関係性に、あっという間に魅了されてしまいました。

渡辺美優紀ちゃんは2016年8月にNMB48グループを卒業されましたが、卒業前に放映されたミュージックステーションは、当日は西表島に旅行中だったので、ホテルのテレビでスマホ直撮りしながら観てましたね。さやみるきーがブランコに乗りながら歌う「今ならば」…。ライトファンでしたが、めちゃくちゃ感動しました。あの時からガチヲタしていたかった~~~。

でもさやみるきーだけではNMB48にはハマらなかったと思います。なんてったって最初から箱推し思考という怖いもの知らずのチャレンジャーなので。(ちなみにこの時DDなんて言葉は知りません。)他にハマった大きな理由としては以下の2点を挙げます。

①アカリンの女子力動画で知る「需要と供給の一致・アイドルの可能性」

1期生、吉田朱里ちゃん、通称アカリンが毎日メイクやオススメのコスメなどを定期的に配信するyoutubeチャンネル。今ではNMB48というかアイドルの垣根を超えて、幅広い層に愛されていますが。私は学生時代、全く洒落っ気のなかった芋娘だったんですね(今も垢抜けたわけじゃないけど)。大学1,2年は本当にずっとすっぴんだったし、下地とファンデーションの違いもわからないまま就活生になってしまって、見様見真似でメイクしてみてなんとか乗り切った?か?という、一応華の女子大生だったとは思えぬ芋感。就職も外回りの営業マンだったので、どうせメイクしても汗ですぐ崩れるし…と否定的だったんですね。メイクの楽しさが全くわからなかったのです。でも2016年、社会人3年目、さすがに大人なのにこれじゃダメだ!と思っていたんですが、雑誌じゃどうもわかりにくくて。何か動画でわかりやすいものないかなあ…と探していたところ、さやみる沼にハマった私はNMB48の全メンバーを既にフォローしていたのですが、ちょうど吉田朱里ちゃんの「ツイッターの30秒動画でアカリンの女子力動画」というのが始まったんですね。

これだ!!!!!!!!!と思いました。

私が求めていた「初心者メイク」を動画で教えてくれる。しかも相手はかわいいアイドルだから間違いないし、第一とってもわかりやすい。需要と供給の一致を感じると共に、アイドルは歌って踊るだけじゃなくてこうやって自分の好きなこと、できることをアピールしていくということに感動しました。それにこうやって発信して楽しませてくれる、勉強させてくれるメンバーがいるNMB48にめちゃくちゃ惹かれたのです。「さやみるだけじゃないんだ!!」って思いました。そこから毎回アカリンの女子力動画は欠かさず視聴しています。おかげで芋娘はほんの少しだけ成長することができたし、何よりメイクの楽しさを知ることができました。今やB IDOLという自分のコスメブランドを持ち、一般層にも広く愛される「全女子が欲しい」商品を生み出し続ける努力家のアカリン。アカリンがいなかったら、多分ここまでNMB48にはハマらなかったと思います。

②夢の紅白選抜で知る「推す楽しさ」

2016年に放送されたNHK紅白歌合戦で、AKBグループは「出演するメンバーを視聴者が選出する」という企画を行いました。前年まで姉妹グループがそれぞれ単独で出場していたので、これはうまくやり込められたんじゃないかと当時ライトファンだった私なりに違和感がありました。が、それならばやっぱり好きなメンバーに出てほしいなと思い、私は迷わず山本彩ちゃんに投票しました。このとき山本彩ちゃんの握手に行ったわけでも、もちろんNMB48や山本彩ちゃんのソロライブに行ったわけでもなかったですが、自分なりにNMB48を調べていくうちに山本彩ちゃんのことが大好きになっていたのです。彼女が推しメンになるまでの話はまたいつかするとして…、家族にも、「選ばれたメンバーしか出演ができないから、彩ちゃんに投票してほしい」と言っていましたね。できたオタク。

そして迎えた当日。中間発表でひとまず安心したものの、ドキドキしながらテレビを観ていました。どうせなら1位で歌わせてあげたいと微力ながら思っていました。次々とNMB48のメンバーが呼ばれていってガッツポーズが止まらなくて、アカリンの6位大躍進に叫んで、さあ最後!どっちだ!・・・

「1位 NMB48 山本彩」の文字が見えたときの喜びは言葉では表せません。

たった1票だし、毎年の選抜総選挙には投票したこともありません。当然彼女は私のことを知らないし、応援していますと言いに行ったこともないモブヲタの一人だけど、でも確かにその1票が1位に貢献できたのかなと思うだけで幸せでした。そしてこれが「推す」楽しさなのかなとその時思ったのです。(今は人それぞれの楽しみ方があることが一番だと思っているので、その当時の考え方にはなりますが)自己満足だけど、好きな子の笑顔に少しでも貢献できたことが素直に嬉しくて、この子を、そしてこの子が愛してやまないNMB48というグループを推していこうと、密かに決意した瞬間でした。夢の紅白選抜では本当にたくさんのNMBメンバーがランクインして、誇らしかったし、全員が全員を称えあい、そして大躍進の吉田朱里ちゃんとキャプテン山本彩ちゃんの2TOPが呼ばれた瞬間大喜びしていたNMBメンバーのこと、もうその時既に大好きなんですけどね!

そんなわけでつらつらと、本当に取り留めもなく書いてきましたが、これが私のNMB48を推すようになった軌跡です。本格的にNMB48のことを勉強して、現場に行くようになるまではもう少しかかりますが、ざっくりいうとやはりキーになったのは2016年ですね。本当はもっと早くハマりたかったけど、、。過去も大事にして、これからも推しメンと今のNMB48を推していきたいと思います(*^^*)

ここまで読んでくださった方…いるのかな、、ありがとうございました!なかなかいい文章は書けないけど、自分の気持ちを知るのにnote、いいですね!

選んだ写真はNMB48 9周年ライブの集合写真でしたっ。

れい

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