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ヴァロットンー黒と白 三菱一号館美術館
数ある都内の美術館、三菱一号館美術館へは今回初めて行った。
2010年に開館。
赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元しているそうだ。
東京駅と同じく外壁は赤煉瓦を使用しており、バロック様式・ルネッサンス様式を取り入れている。
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フェリックス・ヴァロットン
1865/12/28-1925/12/29 スイスの画家、パリで活動。
パリで活動する際「異邦人の」と形容されることが多かったようだ。
白黒の世界、特に黒色が多くを占める作品が多い。
展覧会の内容は下記記事参照
作品一つ一つが奥深く、皮肉めいており、物凄く惹かれた。
映像作品(ヴァロットンの版画をつなぎあわせたアニメーション)にもなった、8枚の絵、アンティミテシリーズ。
アンティミテとはフランス語で、親密さ、仲の良さという意味。
しかし、実際の絵は仲の良さとは少し違い、どこか冷たさがある。
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フクロウ好きにはたまらない、フクロウの絵もあった。
会場内にも映像作品があり、とても可愛らしいかった。
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これほどまでに解説を読んでいて、なるほどなと思わせられる作品はない。
もちろん見る人の解釈に委ねられるのだけど。
どの作品も、風刺が効いており、深いのだ。
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しかし、中心には警察に捕らえられた男
美術鑑賞の感想は月並みなことしか書けないのが非常に悔しい。
私は今後も文章を書き続けたい。
そのまま、見たままの情報を伝える、
これは絵画も同じことを言えるのだけど、
意味を持たせた文章をどうやったら書けるのか?
そんなことばかり考えている。
ただ、絵画も文章も、受け取り方によって解釈が変わってしまう。
どちらかというと、書くスキル以上に、読解力の方が重要なのかもしれない。
絵しかり。
なので定期的に色々な創作物、絵画、演劇、本などに触れたいと思うのだ。
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