見出し画像

ラジオ零れ話:さよなら2019年。

こんにちは。
いつも『漂着する!まだないとラジオ』を聞いてくれてありがとうございます。

21回目の放送は、尾鷲市内にある『土井見世』で11月に行われたある2つのイベントについて話をしました。

ラジオ本編でも、また、この『零れ話』でも度々登場する『土井見世』は、『まだないとラジオ』をやっている4人(うろこ、うなり、むすか、D)にとって、『カフェスケール』、『トンガ坂文庫』と同じく拠点となっている場所の一つです。

11月に行われた『英文学者土井治とジョージ・エリオット』というイベントでは、その『土井見世』の当主である土井治氏の業績を改めて知ろう、というものでした。


画像1

↑『土井治とジョージ・エリオット』のフライヤー
うなりくんのデザインです。かっこいいですね(^^)

画像2

↑英文学の歴史、英文学者ジョージ・エリオット、尾鷲の文学者土井治氏のことを学ぶみなさん



さらにその後に行われた『面白法人カヤック・カヤックリビング』が主催した『紀伊コン』というイベントでは紀伊半島への移住を促進すべくおこなれたもので、そのイベントを通じてもたくさんの人と友達になることが出来ました。


画像3

画像4




ラジオ内でも触れていますが、よく移住のことを考える集まりで出されるワードの中に『関係人口』というものがあります。
難しい言葉のように思えるかもしれませんが、、、11月に色々な人と出会い、尾鷲をアテンドしていく中で感じたことは、結局、関係人口とは友達のことである、という、シンプルなことに何度も落ち着きました。

今、各自治体で移住者獲得のために競い合うように移住者促進のための事業が行われていますが、冷静に考えてみれば、日本という狭い国土の中で、限られたパイ(人)をどれだけ自分の自陣に囲いこむかというゲームのような気がしてしまいます。

が、そうではなく、もっと視野を広く、、、県全体で、そして紀伊半島全体で、そして日本全体で繋がっていこう、という発想になっていけばいいのではないかと思いました。

そのためのきっかけになることが、郷土料理や伝統行事であってもいいし、観光資源であってもいいのですが、他の要素、、、、例えばそれが文学であってもいいし、映画であってもいいし、ゲームやカフェであってもいいのだと思います。

さて、2019年の7月からスタートしたこのラジオ。
なんとか毎週音声配信とテキスト配信を続けております。

2019年の配信は、21回目の放送で最後となります。
(「2019年の放送はこれが最後です。みなさん良いお年を〜」なんていう挨拶も全くなく終わっていますが)

なぜこのラジオが始まったのか、、、、
最初、私(うろこ)とうなりくんとむすかさんの3人で色々と話していること、、、主に読んだ本の話とか、観た映画の話とか、、、が面白く、その内容をアーカイブ出来ないか、という発想からきています。

深夜のファミレスの話が盛り上がるアレと同じです。

アレをラジオで出来ないか、というところが原点のような気がしています。
(それがラジオになると途端に出来なくなってしまうのが難しいところですが、、、)

D(ディー)は、「そんな3人の話を誰よりも近くで聞きたい」という動機と、一通りの機材を持っているということで、毎回収録を技術面で支えてくれています。

面白い与太話をそのままアーカイブしたい、、、その初期の構想がうまく再現出来ているかどうかはともかく、『アウトプットする場』が得られたことは、とても有意義なことだと思っています。

そして、今年、もう一つ、具体的に前進したことがあります。

それは『尾鷲ヒト大学』です。

前々から構想と名前だけは存在していたのですが、具体的な活動はそれこそペンディング案件になっていましたが、、、ラジオでも度々登場する『土井見世』というシェアスペースを得たことによって具体的に形を持ち始めました。

今年だけでも、『現象学勉強会』『構造主義勉強会』『熊野古道勉強会』『文学講座』など、色々なことを土井見世を使って行うことが出来ました。

ペンダーズの4人が関わったものとしては『熊野古道一箱古本市』の会場として使わせていただいております。

画像7

画像8

画像9

画像10




そして同じく『土井見世』にて来年の12日、『巡礼から定住へ』プロジェクトの第1弾が開催されます。


画像5


画像6



『トークライブ&型染ワークショップ』
https://www.facebook.com/events/449634335986107/

主催『おわせ暮らしサポートセンター』
https://www.facebook.com/owaseiju/

または『土井見世ホームページ』から
https://www.doimise.com



では、2019年、お付き合いいただいてありがとうございました。
2020年もよろしくお願いします。

ではでは〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?