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ラジオ零れ話:女として生きていて思う事をぼそっと。

こんにちは、いつも『漂着する!まだないとラジオ』をお聞きくださりありがとうございます。むすかです。

今回はつい、ざっくりと「ミソジニー」をテーマに掲げてしまったのですが、なんか、改めて聞くと興奮して喋ってますね、私…笑

いやいや私だって偉そうに語れることではないのですが、一応生物学的に女性であり、中身も女性であるということになっている(いわゆるシスジェンダーの)私は、「女だからこんな目にあっているのだろうか…」と考えてしまうような場面が何度か(何度も?)あったわけです。その辺りをきっかけにお話させていただきました。

なぜこんな話になったかというと、この日にこのニュースが話題になっていたんです。

私も10年以上東京に住んで電車通勤もしていて女性専用車両も利用してたけどこんなの見たことないし、、、単純に、女は愚かだとか劣っているだとか言いたいだけじゃん、というニュース。21世紀の、令和の日本でまだこんなことやってるのか、という脱力感。日本のジェンダー・ギャップ指数121位という結果も頷けるよな、という妙な納得感。

つい興奮して喋り散らしてしまったわけです。

特に選択的夫婦別姓に関してはもうマジで「誰損なん?」という話なので一刻も早く選べるようにしてくれ頼む、って感じです。(結婚の予定なんて今の所ないだろ、と言われたらそれまでですがどうか許してください。いつかの自分と明日からのみんなのためです)(あと本屋の本澤さん、ていうの結構気に入っています)

といいつつ私もまだまだまだまだ勉強中なので、ご意見、ご感想、オススメの書籍などあれば是非教えていただきたいと思っております。

ちなみに、前回(2019年11月)の熊野古道一箱古本市で集めた募金で尾鷲市立図書館に寄贈した本の中に、私のリクエストでこちらを滑り込ませていただきました。

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韓国でのフェミニズムの盛り上がりの経緯から始まり、「ミソジニー」って男性側からの視点だけじゃなくて、女性の意識の持ち方にも問題あるよね、女性も男性も関係なくミソジニーに加担しちゃってるんだよね、という話や、実際に心無い言葉をかけられた時にどう対処するか、という実践的な会話例なども掲載。入門編としても良書かと思います。尾鷲近郊の方は是非図書館で借りてみてください。

タイムリーな話で言えば、3/8は国際女性デーです。この日の前後に東京 渋谷のSister (https://sister-tokyo.com/) というブティックでトンガ坂文庫のPOP UP SHOPを開催する予定があり、そのためにクィア、ジェンダー論、フェミニズムなどの関連書籍を選書しておりましたが、諸般の事情でこの企画は延期となってしまいました。

企画は延期になったものの、本はすでに仕入れてしまっていたので、現在トンガ坂文庫はプチ 「クィア、ジェンダー論、フェミニズムフェア」状態です。(突然このあたりが充実したのでびっくりされるお客様もいらっしゃるのですが、こういった事情です。)

東紀州ではおそらく一番充実したラインアップになっているのではないかと思うので(言い過ぎかな、、)ご興味のある方は是非ご覧いただければと思っております。

フェミニズムもジェンダー論も、少しかじった程度の私にはまだ定義すらも難しいのですが、「フェミニズム」とか「ジェンダー論」に取り憑く言葉のイメージの強さから来る理解のなさ、ってまだあるんだろうなぁと最近はぼんやり考えています。

そもそも「女性の〇〇」、といってしまう事にも実は抵抗があって、女性/男性を区別する事だって微妙だし、男性/女性にもかなりのグラデーションとバリエーションがあるし、「女性」だって強くても弱くてもいいし、もちろん「男性」だって強くても弱くてもいいし、みんな自由だし楽しく生きたいし、なんかその辺もっとうまくいかないかなぁ、というところで毎日もやっとしたりパリッとしたりしています。

また機会があれば話してみたいなぁ。

今回はこんなところで。ではまた〜

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