見出し画像

ラジオ零れ話:好奇心に従う

こんにちは、うろこです。
『漂着する!まだないとラジオ』を聞いてくれてありがとうございます。

今回の『まだないとラジオ』では、私、うろことむすかさんの2人喋り回となっております。

主に、むすかさんが『あいちトリエンナーレ』に行った話、そして東京の本屋さんを巡った話をしております。

ラジオ内でも触れておりますが、むすかさんの『あいちトリエンナーレ』の話を聞いてびっくりしたのは、あの『ボドロフスキー』の展示があったことです。

『あいちトリエンナーレ』と言えば、『あの話題』ばかりで、芸術祭の中身そのものはあまり話題にのぼってきません。

今回、実際に『あいトリ』に足を運んで作品を見てきた、むすかさんの生の感想が聞けて良かったです。

ラジオ内で

むすか「ボドフスキーの展示があって、、、」
うろこ「え?ボドロフスキーってあのボドロフスキー?」

みたいに、いかにも『みなさんご存知あのボドロフスキー』の感じで話は進んでいますが、、(笑)

このラジオでは時々、このように固有名詞が出てきます。(『薔薇の名前』の回もそうでした)

その固有名詞を丁寧に説明するわけでもないので、話はリスナーを置いてけぼりで進んでいきますが、できれば、もし、その固有名詞を知らない場合は、ぜひ、自ら進んで調べて欲しい、という意味もあります。

ネットラジオのいいところは繰り返し聞ける点にあると思います。
1回目はただ聞いてみて、2回目は個人的にひっかかったワードや話題でストップして、それぞれの好奇心の範囲で興味を持って欲しい、と思ったりしています。

今回は『アレハンドロ・ボドロフスキー』という固有名詞が出てきます。
一般的には映画監督として知られています。

かなりマニアック、、、というか『カルト的』な人気のある人です。
作品の内容もちょっと、、、受け付けない人には受け付けないかもしれません(笑)

もし、気になった方は、それぞれに『アレハンドロ・ボドロフスキー』のワードで調べていただければ、と思います。


ところで、話は変わりますが、今年の夏、京都にある書店『恵文社』で行われたトークイベントに行ってきました。

そのトークイベントは、数学者の『森田真生』さんのイベントで、『数学ブックトーク』と銘打って時々開催されております。

以前からむすかさんには「森田真生さんのトークイベントはめちゃめちゃ面白い」と聞いていたので、行ってきました。

噂に違わず、とても面白いトークイベントでした。

主に、数学の話、、、かと思いきや、古今東西の哲学者や芸術家の話がどんどん飛び出し、言語学や映画やおんがくなどの話が、やがて数学の話と結びついていき、とても面白かったのですが、1分間の間に繰り出される情報量が多すぎて、内容に食らいついていくのに必死でした。

トークイベントが終わった後も、興奮が冷めやらず、メモしたことを元に、森田さんの口から出たいろんな固有名詞を後で自分で調べたりしていました。

結局、学びとは『そういうこと』だと思うのです。

学びとは、誰かに1から10まで手ほどきを受けることではなく、その『入口』まで案内してもらい、、、つまり最初の1〜3までは教えてもらって、あとは自らの興味関心、好奇心に従って調べていけばいいのだと思います。

幸い、私たちは昔に比べ『調べるためのツール』に恵まれています。
調べれば調べるほど、また調べたいことが増えてきます。

そうやって、個々に情報を増やしていき、そしてたまには誰かと話してみて、違った意見を聞いてみるとか、話してるうちに予想もしなかった結論に出会うこともあります。

『漂着する!まだないとラジオ』は、トークがどこに漂着するかわかりませんが(コントロール不可)、ふとしたことで今まで気づかなかった結論に辿り着いたりします。

そのためのアーカイブとも言えます。

なんだか大袈裟な話になってしまいました(笑)

ではまたー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?