ファスティング体験記

中学生の時に太り始め、最高体重68キロ。

一番楽しいはずの中学、高校時代は私にとっては暗黒時代。唯一頑張れば結果が出た勉強に逃げ、暗いガリ勉だった太った私。心の中は、おしゃれをしたい、男子にモテたい等邪悪な欲望でいっぱいだった。

その時から私と体重の戦いは始まった。

大人になってからは小太り状態で普通に暮らしていたが、息子の非行に悩んで受けたカウンセリングで言われた、「自分を変えなさい」という言葉。

どう変えればいいわからなかった私は、自分に手をかけてみた。そうしたら、私の身体は裏切らない、おもしろいように変わった。外見が変わったら人生楽しくなってきた。30年遅れてきた青春時代。

私だけでなく、息子も変わった。

それなのに還暦が近づくにつれまた太ってきた私。そこで出会ったのが、HFCのハーブファスティング。昨年の7月から6ヶ月に渡って、腸、肝臓、腎臓、腸、脳、虫下しと順番にハーブでクレンジングしながらファスティング。コーチの先生も一緒に伴走してくれた。

ファスティング前は現実から目を逸らしていたので体重は測っていなかったが、60キロ以上になっていたと思う。6ヶ月終えての結果は➖8キロで52キロ。体重も減ったし、パツンパツンで履き心地の悪かった皮のタイトスカートも下がってしまうほど緩くなったが、悲しいことに私は60才超えている。痩せたらやつれてしまった。ただただ見た目を綺麗にしたい、洋服を綺麗に着たいとファスティングを始めた私にとっては大誤算。体重を落とすだけでは美しくならないことがわかったので、今試行錯誤中。それでもファスティングは素晴らしい!

ファスティングをして大きく変わったこと

1  寝込むことがなくなった。

2  頭がクリアになった。

　　30年来の趣味であるコントラクトブリッジの試合で必ず入賞。特に直近の3か月は優勝も含め3位以上だった。

3  考え方が前向きになり、新しいことを始めようという意欲が出てきた。

ファスティングは、ただただ痩せたいと思ってするより、自分の身体や心と会話しながらやった時の方が効果が大きい。

体調と体型を維持するためにこれからも月1ファスティングを続けていくだろう。

息子が非行に走り苦しんだ私が自分を変えて、息子に起こった変化についてもこれから少しずつ書いていこうと思う。