赤穂四十七士の悟り

幾度目かの シャンタンさん合宿

今回は赤穂の地で

赤穂四十七士を感じながら

16花弁に真ん中のチョンとぴったり同じな人数で

ガイアの法則にも触れたり

個人的にも 大デトックス

そんな中でのシャンタンさんのお話 

大石内蔵助の辞世の句

若きは10代から最年長の者まで

赤穂四十七士は全員が悟っていたそうな

合宿終わった翌日

どうしてみんな悟れたのかな~

と 考えていた

シャンタンさんは例えで

職人さんの話をしてくれた

朝の9時~夜の9時まで

休んだのはクリスマスの翌日だけ

本田宗一郎さんも

夢中になってたら

寝食を忘れて午前1時まで仕事してたとか

ゾーンに入ってるみたいなのかな

赤穂の浪士さんたちの時代に想いをはせてみた

殿様は殿中での禁をおかしたので切腹

ケンカ両成敗のはずだけど

むこうはお家が残った

浪人とお武家

どんな形であろうと

一度決められたお裁きに反して

異を唱えることもはばかられただろうし

ましてや

他家に討ち入りするということは

そこの家中の人と斬りあいで死ぬかもしれない

成功したらしたで 歴史に残るとおり

罪人としてさばかれ 死ぬのは確定


失敗しても死

成功しても死

どっちみち死ぬ

そこに赤穂四十七士の深さがあるなと

本懐を遂げるため

粛々と今、自分がなすべきことをなす

全てを肚にすえて進む世界

自分の選択の一つ一つを

本懐にむけ 心を研ぎ澄まして行う

その心の前では 言い訳や無駄な私情は死に絶えていったのではないかな

そんな中で 大石内蔵助の辞世が

「あら楽や 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし」

あらたのしや おもいははるる みはすつる
うきよのつきに かかるくもなし

軽やかだ

死への恐れやつらさを感じない

私は下の句が特に深みを感じてて

雲一つない夜空に 煌々と輝く美しい月

死ぬ前日にそんな心中であれること

あと、月が心、潜在意識などを表すと言われるけど

当時の人の感性の中にそのような意識があったとしての表現であれば

日本人の感性って繊細で美しい

誰かや何かのせいに出来る時って

どっかで 次があるっていう甘えがあるように思うんだ

次はないとなったとき

今できる最大の一手で 何のために何をするか

シャンタンさんの合宿では

今までの自分を壊すワークがいくつかあって

49分間のワークもある

はたからみたら みんな狂ってるとしか見えない

狂って、自分を壊して ただの私に還る

恥とか周りの目とかでできた張りぼてを壊すか壊さないか

これが最後 これで死ぬ 

そう思ったとき

私は熊本地震の1発目の瞬間を思い出した

その瞬間 自分自身が死ぬことを

今までの人生で一番身近に感じたから

なぜ 私はこの体験をしたのか

49分間 体を動かしながら感じた

悲しかった 涙が出てきた

声は出ない 

でも 

うねるような 怒りのような

重々しいエネルギーが 私の中にあった

私は この感情すら 人生に練り込みたかったのだ

私の体は それに呼応してエネルギーを練るように動く

そして足を踏み鳴らし 床を手で叩き 表現した

地をはうようなうなり声が出た

そうすることで 自分の中にあった地震のようなエネルギーを抜いているようだった

体に留まっていた感情も一緒に抜いていく

九州に渡ると決めたタイミングで参加した今回の合宿

他にも色々と神計らいとしか思えないこともあり

つくづくと

天地自然全ての皆様の愛とご加護に感謝感謝なのであります

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?