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難解な映画レビュー「キャプテン・マーベル」

言わずもがなの大作ではありますが、鑑賞直後の気分のまま、今回は「キャプテン・マーベル」を難解なレビューいたします!

冒頭から「敵」のある性質が提示されるのですが、僕はこの手の設定が大嫌い!!
これやられると、なんでもありになっちゃうじゃないか!!と、この映画への僕の興味は急速冷凍。序盤から中盤にかけては「アナ雪」のエルサのように氷のように心を閉ざしていました。

しかし、中盤にある事実が判明した瞬間、心の氷は解け始め、「湯をわかすほどの熱い愛」まで、一気に温度上昇!
ここからは温度が下がることなく、終わるころには、「ターミネーター2」のラスト以上に心は燃え滾っておりました。

それもこれも、逃げ場のない映画館で観たからこそ!、と、珍しくシネマクティフっぽいことも付け加えておきます(笑)!

もう一つ。
この映画を観るにあたっての注意事項です。
友人と二人で観に行ったのですが、劇中に「立方体の青い石」が出てくるのですが、それについて友人から、

「あの石ってサノスのやつだよね」

と、問われまして、以下、僕と友人との会話です。

「え?違うでしょ?」
「そうでしょ」
「だって、全然形が違うじゃん」
「だから、あれから、ああなったんでしょ」
「ああって、何?」
「知らないけど。凝縮みたいな・・・?じゃあ、あれ、何なの?」
「だから、ブラックパンサーのとこの土地にいっぱい埋まってるやつと同じでしょ」
「やっぱ、そうじゃん!」
「何が?」
「サノスが取りに来たじゃん」
「え?」
「だから、ブラックパンサーのとこに石を取りに来たじゃん!」
「違う違う!埋まってる石を取りに来たんじゃないよ!」
「じゃあ、なにしにきたの?」
「え・・・・・だから・・・・みんないたからでしょ」
「みんなって?」
「アイアンマンとか・・・」
「アイアンマンはいませーーん!」
「いたよ!」
「いませーーん!」
「じゃあ、誰がいたんだよ?!」
「ええと・・・あいつよ」
「だから、誰!?」
「ドクターマンハッタンみたいなやつよ」
「ははは!ドクターストレンジだろ!」
「ドクターストレンジもいませーーん!」
・・・・
と、いうわけで、この不毛な会話はこのあと30分続き、しばらく二人は険悪な状態に。くれぐれも、映画の後の会話にはお気を付けください。。

text by ラロッカ

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