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周回遅れで失礼します。特別編「ハン・ソロ」

7月のMCTT「セラヴィ!」の回で、ふと口から出た事が、意外と好評で、ブログにしてみれば、という言葉をもらって、調子に乗って、ひょいひょいとさほど周回遅れではないままに、書き始めてしまった「周回遅れですいません」特別編です。

映画は「ハン・ソロ」

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」は、ただの土佐の脱藩浪人だった、坂本竜馬という若者がいかにして、薩摩藩と長州藩の仲介をするようになり、明治維新を成し遂げる重要人物になりえたかを描いた傑作歴史小説です。
しかも、この小説のおかげで、それまではそこまで注目されていなかった竜馬が、日本人なら誰でも知っているような偉人として再発見、再評価されたとも言われています。

さて、「ハン・ソロ」。
まず、このストーリーは、まるで竜馬が土佐藩を脱藩するように、ある星からハンが脱出するところから始まります。

そして、様々な立場の登場人物との出会いと別れ。
そして、ハンが最後にする決断とは・・・。

今までの映画「スターウォーズ」シリーズのハンは、重要人物ではあるものの、どちらかというと、外部のお手伝いキャラとして描かれていたと思います。

しかし、この映画によって、ハンがエピソード4前夜に、実はこんな役割をしていたのかという、もうただのお手伝いキャラとは言えなくなるくらいの再発見が観る者に与えられます。

この映画はまさに、ハン・ソロの再発見、再評価映画。

つまりは、スターウォーズサーガにおける「竜馬がゆく」。

「ハン・ソロはゆく」なのです!!

text by ラロッカ

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