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映画にまつわる本 『その女アレックス』

今回は、映画化が決まったらしいのですが、その映画を観る前に知っておいて欲しい作品について記します。
その作品は「その女アレックス」(注 「その女諜報員アレックス」とは別作品です)。
フランス人、ピエール・ルメートルの作品です。
本作は、文春ミステリー2014などで1位を獲得しているのでご存知の方も多いかもしれません。

あらすじは以下の通りです。

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。(Amazonより)

この作品、非常に面白いのですが一つ注意して欲しいことがあります!
それは、、、

この作品はシリーズの2作目なのです!!!

もし映画化された作品を観てしまったら、1作目の重大なネタバレを食らいます。
かく言う私も、初めにこの作品から読んでしまったためにネタバレを食らった一人です。
しかしこれは私が悪いわけではなく、日本での出版順が
「その女アレックス」(2作目)→「悲しみのイレーヌ」(1作目)
の順なんですよ!!!
これにはかなりムカつきました。
本作を読んだ後に1作目を読んだのですが、ネタバレを食らっているために読んだ記憶があまりないです。

映画の公開日はまだ決まっていないようですが
「トランスポーター」、「インクレディブル・ハルク」のルイ・レテリエ監督
「エル ELLE」デヴィッド・パークが脚色で映画化される予定です。

ぜひ、「悲しみのイレーヌ」からチェックして見てください!

by matsu

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