序 変身サイボーグを称えよ
二十一世紀から二十年を経た今日も熱い支持を集め、今も新製品が発売されている「変身サイボーグ1号」。ヨドバシカメラに行けばガンプラと同じように旧製品が並んでいることに驚きを禁じ得ないのは筆者だけではないだろう。まぁものによっては長期欠品中のものあるのだが、これはなかなかにスゴイことなのではないだろうか? 確かに途中、シリーズが途絶えたこともあったが、その遺伝子は脈々と受け継がれてきたことは誰もが知っていることだろう。何度もシリーズ終了の危機が訪れるもかろうじて生き延びている。
本書は最初の危機である1976年から「鎧伝サムライトルーパー」「獣神ライガー」「電脳警察サイバーコップ」など90年代の12インチフィギュア攻勢、1993年の「電光超人グリッドマン」放映時の「電光変身セット」、1997年の「勇者王ガオガイガー」放映時の「ファイナルフュージョン」シリーズにいたる「変身サイボーグ1号」の遺伝子のあゆみを記して行きたい。
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