報道資料(メディア向け資料)の作り方
メディア向けにアプローチする際に良く活用する、
資料について解説いたします。また、前回のプレスリリースの配信方法をまとめた記事はこちら
①プレスリリース(ニュースリリース)とは
まず、プレスリリースですがプレスリリースは新たなニュースの発信をする資料です。そのため、新店舗、新商品、新サービス、○○突破、キャンペーン開始など、何か新しい事が始まるよ、始まったよという際に情報を発信するものです。
役割としては、メディアで露出を獲得する、IRとして告知する、従業員に伝えるなど、企業としてステークホルダーに情報を伝えるために使います。
また、新情報として世の中に出すため、企画されてるもの(報道資料を活用した企画)よりもすぐ露出を取りやすい傾向にはあります。
※詳しい書き方に関しては別の機会に
②報道資料(ニュースレター)とは
報道資料は、プレスリリースよりもメディア露出の元となる企画書をメディアに提案する為の資料です。そのため新たなニュースだけを発信するというものではなく、その媒体(テレビ、雑誌、新聞、ウェブ)にあった切り口を考え、企画を作りやすいように、情報を加工した資料になります。
また、メディアへのアプローチの新たなネタがないときや毎年メディアへのアプローチのネタがないときや、また、メディアへのアプローチの新たなネタがないときや企画として紹介しないと取り上げられにくい性質を持っているものは、こちらを使うことが多いです。
少し具体的なイメージが湧きやすいように下記を見ていただけるとわかりやすいかと思います。
お題:「世界初の○○のかき氷が新発売」という情報が新たに発表される
○プレスリリース:
タイトル:「世界初の○○のかき氷が新発売」
内容:○月○日、どこどこで、世界初のかき氷が、○○円で発売開始という5W2Hでニュースを端的に伝えるもの
○報道資料:
タイトル:「今夏はインスタ映えかき氷最注目の”大人かわいい”有名店3選」
内容:
・今年はインスタ映えのかき氷が流行(今年のトレンド)
・東京ではA,B,Cの店舗がとても人気(取材先の提案)
※必ず3個以上並びの情報があった方が企画しやすいです。
・インスタ上では最近"大人かわいい"というフレーズが上昇(補足情報)
完全にフィクションのお話ですが、ざっとこのようなイメージで資料の作り方が変わります。
このようにプレスリリースと報道資料は役割とその構成の考え方が少し違いますので、それぞれのタイミングに合わせて資料を加工するようにするといいと思います。
次回は資料を活用して、いよいよメディアへのアプローチ方法を解説します!
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