シングルマザー、家を買う。
私は2人の男の子を育てるシングルマザー。
シンママになって3年目に夢のマイホームを手にした。
マイホームという夢を叶えて、自分のものにしたのには、「理由」があった。
勿論、戸建てを建てるということは私自身の夢でもあったが、それは子どもたちのことを考えてのことだった。
両親を早くに亡くした私は、頼れるものがなかったのだ。シンママになって何もかもなくして、これからは子どもたちを守っていかなければいけないのはこの私だけ。
私にもしものことがあったらどうしたらいいのだろうか。
いっぱいいっぱい考えて、私はマイホームを残してあげることを選んだのだ。
住宅ローンだって、私にもしものことがあったら、ちゃらになる。
子どもたちに残るのだ。大きな財産になる。
てか、これしかない。
転職をしたばかりの私は、住宅ローンを組むのも難しかった。
何とか組めるところを紹介してもらい、家を買うという夢を叶えたのだ。
この時ほど、今までキャリアウーマンとして頑張ってきたことを良かったと思ったことはない。
小さな家だが、子どもたちも喜んでくれている。
自分の帰る家があることは、嬉しいことである。
小さいけど駐車場付きの庭もある。緑もいっぱいの家。
狭いマンション暮らしのときは、家に友達を連れてくることもなかった長男。
今ではよく友達を連れてくるようになった。
戸建てだから、家の前で大好きなサッカーの練習も自由にできる。
ほとんど車の通らない道で良かったと思う。
そんなお家のイメージは、隠れ家的なカフェのようなお家。
外観はクリーム色の壁に赤系の瓦調の屋根、モスグリーンの玄関。
南欧風のイメージだ。
一歩お家の中に入れば、土間リビングが広がり、LDK全体がインダストリアル風のカフェのよう。
土間から一段登ったダイニング・キッチンは裸足で歩いても気持ちいい無垢のフローリング。
テレビ台もPCカウンターも一階にある洗面台も無垢の板を使っている。
ダイニングテーブルも無垢の丸テーブルだ。
木のぬくもりを感じられる空間なのだ。
2階に上がるとそこは青空が見える大きな窓がある吹き抜けのホールがある。
そして、カーテンでしか仕切ってない子供部屋。
小さなお家だけど、できるだけ広く感じられるような空間を造り上げているのだ。
子どもたちはその部屋もとても気に入ってくれている。
元気すぎる男児2人には絶好の遊び場所である。
私はというと・・・・。
住宅ローンを抱え、子どもたちを守るため、日々頑張って働いている。
正直、逃げ出したいときもあるが、これが私の選択した道なのだから。
諦めるなっ!!!
お家に関するBlogもやってます。
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