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ザッツピーナッツバター

テント師匠スタイルやめようと思ったのにまたやってしまいましたが、ここでちゃんと説明しますね。1970年シンシナティのライブ、TVEYEから1970でピーナッツバターを撒いたり身体に塗ったりした、所謂ピーナッツバター事件をTVとピーナッツバターの方に焦点を当てたTシャツです。今回は有名なトップ画像の写真の、イギーではなくピーナッツバターと1970とTVに焦点を当てました。ピーナッツバターのラベルはアメリカで一番メジャーなJIFのパロディでIFAになってます。i feel alright。それに1970、fun、TV、あとロゴ字体でthat’s peanut butter。このライブはテレビ中継が入ってて、アナウンサーがザッツピーナッツバターって言うんですよ。

何故またイギーポップのピーナッツバターか?っていうと、90年代にイギーポップ再評価があったんですよ。ていうのは90年代にメインストリームに出たバンドは、特にアメリカのバンドは結構ベテランで、80年代ハードコアの真っ只中に居た人達が多くて、そういう人達が子供の頃に見たのがオリジナルパンクでその源流がストゥージズとMC5って、教科書にも書いてありますよね。
こっからは私の個人的な思い出。

90年代当時、ヴェルヴェットアンダーグラウンドと並んで、ストゥージズもMC5も踏み絵みたいなものでみんな好きで当然、1991: the Year Punk Brokeでソニックユースが、ニルヴァーナがイギーは凄いって言うから、俺もそうかな?思ったけど正直I feel alrightもLooking at youダムドのカバーしか聴いてなかったし、17歳くらいにイギーポップはソルジャーから入ってガッカリしたからもう聴かないって思ってたし。
それでも。
これヴェルヴェッもそうなんだけど、下北沢でイギーポップの良さがわからないって言おうもんなら馬鹿にされてハブられるんじゃないかと思って、知った顔で俺もイギーポップいいと思うよって嘘ついて、こっそり初めてファンハウスを聴いて、それで気がついたらモップヘアは金髪に、ズボンの股上はどんどん浅くなってしまった。
そのあとは古着屋の社長にニルヴァーナみたいなボロボロのBIG Eとモヘアセーターをもらって喜んで着てたけど、頑なにイギーポップとブライアンジョーンズだって言い張ってましたね。なので俺の下北沢90年代リバイバルにはイギーポップがガッツリ入ってます。あとうっすらと憧れてたノーウェアの裏原と、アメリカとロンドンを合体させてみました。

うろ覚え90年代リバイバル。よろしくお願いします。

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