技術者倫理とは。

チャレンジャー号について。

話を整理する。
発射当日の技術者の行動と、発射当日までの技術者の行動にわけて考える。

発射当日の気温で、Oリングに懸念を持って中止を訴えた。この点を倫理的に評価されたワケだが。。。

『懸念』とは何か?言い換えると、データがないということ。主張は温度が下がればOリングの性能は下がる、今日の気温の場合実験データがないってこと。

有人飛行当日になぜそんなこと検証不足をいいだすんだ。

当日の技術者の行動側が倫理的に評価されたワケだけど、これは自作自演じゃないかな。

発射当日までに裏付けデータをとる時間はあったんだから。この技術者陣の力の程度に問題がありあり。懸念だらけなんだと思う。

経営者の判断についても。
爆発時の被害と、発射中止時の被害を秤にかけたら、発射中止を選ぶはずだが。ようは、爆発の可能性は0と考えていたわけだ。

また、経営陣は、技術者はデータ化がないとき保守的になる傾向があると言っているが、その意味するところは?

ここの下請け企業の技術者は、毎回ロクに検証もせずに、納期を伸ばせといってきやがる。今回も発射の段階で中止とか言い出しやがった。結局、毎回なんの問題もおこらないんだから、今回も発射しても問題ないだろ?まぁ、爆発したときの悲惨さは一瞬頭をよぎるけど。

って感じかな。

なんで、こんな下請けを使ってしまったのか?1番いい下請けだと思ったのに。。。

不正競争が働いた可能性がある。。。

というわけで、個人的には、この技術者は倫理的に問題あり。経営者の方針に従わないのならば、さっさとやめるべきだった。やめれば、経営者が変わったかもしれないし、やめれば新しい技術陣が解決したかもしれない。この技術者が問題を先送りにしてしまった。と言える。し、普段の成果で契約解除を言い渡せなかった経営陣にも問題あり。

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