セレナe-POWER エアコン故障

セレナe-POWER が故障した。8月の暑い日、後部座席の同乗者から、エアコンの吹き出し口から温風が出ていると言われた。移動先したさきで確認すると確かに、温風が出ていた。運転席の後ろの席にはチャイルドシートをつけている。8月の子供がおとなしく寝ていると思っていたが、暑さでグッタリしていたのだった。

日産ディーラーに行ったところ、エアミックスアクチュエーター の故障だという。
まぁ、フロントからは冷風が出ていているので、その確率は高かったのだが、、、。
走行距離約5万km、ちょっと故障には早すぎないか。店長曰く、夏場はエアコンの負荷が高くなるので…。ちょっとまて、確かに冷凍回路は夏場はフル稼働だろう。しかし、エアコンは通年で使用されることを考えれば、エアミックスアクチュエーター 自体はエアコンの負荷とは無関係でわないか?さらに言えば、後部座席のエアコンの使用頻度はさらに低い。

いったい、設計上部品の寿命はどう設定しているのだろうか。日産ディーラーはこの質問に答えることができない。

そして、今回故障したアクチュエーター (モーター)は、メーカーに返却することなく、故障の原因調査もせず、廃棄するという。

ディーラーでは新車購入した場合、3年以内であれば無償修理をする。3年以内に大量に故障が発生すれば、メーカー負担が大きくなるので、原因調査を始めるのだとか。それはメーカー側の勝手な言い分である。

ユーザーから見れば、お金を出して修理するが、あなたの使い方では、また同じ期間がくれば故障すると言われているようなものである。こちらは修理費用を出しているのに原因を調査しないとは、おかしいではないか。

さらに、言えば、日産の考え方には問題がある。3年以降の故障は、すべてがユーザーの使い方からきた部品寿命というのは、おかしい。

製造不良や設計不良が、3年以降の故障の原因かもしれない。ディーラーが設計上の寿命(耐用年数)を知らないと言い切るのは困ったものである。メーカーがディーラーに情報を出していない可能性もあるが、それはそれで困った企業である。

ディーラーの店長はこうも言っていた。私の知る限り、この部品の故障が多発してはいない。
私の知る限りとは大きくでたものだ、いったい何人の顧客を持っているのだろうか?一万分の1の故障発生だとしても、10,000人の顧客をもっているのだろうか?

そして、貴重な故障が目の前にあるのに、そのまま廃棄するとは、大いに矛盾しているではないか。

そして、店長はこうも言っていた。ディーラーから調査をかけることはできない、と。どうらや正規ディーラーとはメーカーの窓口ではないらしい。日産ディーラーではクレームは受け付けないそうだ。これには驚いた。やはり、メーカーと販売店は別企業と言うことだ。

それにしても、少し仮説を立ててみよう。
○熱ストレス
 夏場の停止中の車は約60℃になる。
 モータの過熱
 
○ヒートサイクル
 約60℃から18℃まで冷却される
 熱膨張と収縮による断線

○負荷
 機構部の歪み 熱膨張による歪み

○製造時の不具合
 配線の締結不良

まだまだ思いつきそうだ。

まだまだ、トヨタには及ばないようだ。これは、民間の調査会社による故障発生データで証明されている。






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