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南コースのみどころ③|失われた場所

今回はクラフト市場街10周年ということで、この10年間におけるまちの変化をみんなで一緒に再発見できればと思っています。

普段から暮らしていると、見慣れた風景がどう変わったのかなんてなかなか気づかないものです。
が、高岡のまちなかでは数多くの場所(特に、市民から愛された場所)がこの10年で失われたように感じます。

たとえば、表紙写真の「宮田のたいやき」。
ドライブスルーのように、多くの人たちがぱりぱりしたたい焼きを求めて訪れていた景色が思い出されます。

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↑こちらは高岡駅前ビル。現在は富山銀行が建っていますが、ロの字型のビルに飲食店やバーが営業していた景色を初めて見た時、「地方都市だなぁ」と感じた記憶が懐かしいです。

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↑本町に建っていた高岡ホテル。明治期創業の格式ある旅館で、2階の100畳の大広間は圧巻でした。
高岡クラフト市場街でも、レセプションパーティーやクラフトの台所企画などで使用された思い出深い場所です。

などなど。

今となっては当時の名残は残っておらず、現地を訪れてもあまり実感が湧きません。
ですが、そんな変化が10年という期間の中で起こったんだ、ということを改めて知ることは、これからの10年を考える上で大切な下地になるようにも思います。

今回配布予定の非公式ガイドマップには、こうした失われた場所も記載されます。このイベント以外でも、時間がある時にマップを持ってまちを散策してみてください。


※まちあるきツアーの概要と申し込みはこちら


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