進捗報告と今後のスケジュールについてざっくり考える回
やったこと
サブシナリオ4つ執筆(合計約30000字)
勉強のために言語学を専門として勉強(研究)している(していた)人たちの集まる飲み会へ参加したら参加者の方々がすごすぎて、私が「井の中の蛙大海を知らず」状態であったと気づき3日ほどへこみましたが、いい刺激になりました。自分も知的研鑽を継続して作品づくりに役立てるぞ! と思っています。
そろそろ制作中の作品について「いつまでにリリースするか、そのために何をするか」を考えていくべきなんじゃないか?
リリース予定について
ゲーム自体は2024年中には完成の見込みなので、首尾よくいけば同年には公開できるだろうと思います。キャラクターボイスをどうするか問題(条件に合致する方をそろえるのがかなり難しそう、そもそもどのようにしてキャストの方を探そうか、など)についてそろそろ考えをまとめておかなければ、という感じです。
リリースに向けて何をしていくか(ざっくりした予定)
9月:(校正依頼をしていたメインシナリオのデータが9月中に納品される予定なので、届き次第)メインシナリオの最終調整
12月まで:メインシナリオのゲーム組み込みをしながら適宜スケジューリングしつつサブシナリオをすべて書き上げる
2024年から:3月くらいまでにプロトタイプが完成していたらいいなあ(願望)/広報活動の仕方を模索していきたい(いろいろとやってみたいことがある)
突然ですが『プロジェクト・ヘイル・メアリー』という小説がおもしろすぎたので感想を書こうと思います
いろんなクリエイターの方々が大絶賛していたので気になって購入。
こんなに続きが気になって読む手が止まらない小説ははじめてかもしれないと思うほどにめちゃくちゃおもしろかった。
主人公は医療機関のような場所で目を覚ますが、まったく記憶がない。身の置かれた状況やヒューリスティック的知識をもとに、小さなことから少しずつ事の詳細を明らかにしていく--といった風体のSF小説である。
私は理数系にめっぽう弱いが、登場する理論がきちんとわからなくても「つまりこういうこと」と噛み砕いて説明してもらえるのでほとんど問題はなかった。
それでも(SF小説をあまり読まない自分にとっては)科学的手続きによる展開のとっつきにくさは多少あったが、それを凌駕するまったく先が想像できない二転三転とし続けるシナリオ構成には終始わくわくドキドキさせられっぱなしだった。ラストがこれまたいい着地をするんだ……。
また、主人公がとてもひょうきんで極限の状態でもジョークを言ったりおどけたりするので、それも相まってかなり読み口が軽快でよかった。
多種多様な要素で物語が構成されているため、この作品をひとことで表すのに様々な切り口が考えられるが、個人的には「知識と技術、そして感情の共有と継承」の物語だなあと思った。
当作品は特に、何の前情報も入れずに読み進めながら主人公の行く先を追体験するのが一番楽しめると思うので、もうあまりネタバレになるようなことは書きたくないのだが、未読の人はぜひ読んで一緒に「ワオ」って言いながらジャズハンズしようぜ。
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