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街と珈琲の街と環境についてのご案内

街つくりもしたいコーヒー屋だから「街と珈琲」は、人にも街にも地球にも優しいお店でありたいと思っています。
街を作るって本当にたくさんの要素が含まれています。
そしてその始まりには「あっ!この方がいいな」みたいな感覚があります。それはその時々、時代で変わっていくもの。だから今の時点で、街と珈琲が思う「あっ!この方がいいな」をどんどん実践していきたいと思います。なので少しだけお客様のみなさんにもご協力をお願いいたします。

①プラごみについて
できる限りゴミを減らしたいのはもちろんですが、まずはプラスティックごみの削減をしていきたいと思っています。そのため、アイスドリンクにストローはお付けしていません。ご用意はあるので必要な場合は、お声がけください。そのほかにも、テイクアウト容器、テイクアウト袋は全て紙製です。

プラごみを減らすことと街つくりがどう繋がるのか?「有害な」とか「地球環境が」とか考えるのはもちろんですが、週に何度かあるごみ出しの日にきちんとごみを出すという、この秩序が保たれていること大切で、それがみんなが住める街の一つの要素でもあるんです。このままごみが増え続けると、その秩序も保てなくなるかもしれないから、できる限りゴミは減らしたいって思います。

②食品ロスについて
お店をやっているとどうしても作りすぎたり、サービスのために過剰に用意したりすることがあります。
食べ物もそう。みなさんがちょうどいい量をちょうどいい価格で提供できるのが理想ですが、なかなか難しいこと。なので、できる限り全て食べていただく様に量を減らしたり増やしたりのご要望はお気軽にお申し付けください。
食品ロス配慮のため、コーヒーメニューなどに必要なミルク、砂糖、シロップは、ご利用する方に提供しております。ご注文時や提供時にお伺いします。また、作りすぎてしまった料理はランチタイム終了後から計り売りをします。その日その日で提供できるおかずは違いますが、手作りの料理をぜひご家庭でもお楽しみください。

食品ロスを減らすことと街つくりがどう繋がるのか?例えばある大手スーパーなどは、廃棄率まで考慮して仕入れをしています。捨てる前提で仕入れなんて小さなお店では到底できませんし、そもそも僕らのお店の考え方とは相いれません。食品ロスというよりも食べ物を必要な分だけ購入する。などの考えは、ゴミを減らすことにもつながります。大量生産、大量廃棄を減らすこともできます。身の丈にちょうどいいの方が、きっと街の暮らしも住み良いものになると思います。

③包装の簡略化について
テイクアウト用の袋やプレゼント用の包装など、マイバックをご利用いただいたり、できる限り簡略化させていただいております。でも、大切な方に送るプレゼントなどは包装も大事。そのような時にはもちろんきれいに包装させていただきますのでお気軽にお申し付けください。

例えばお気に入りの本を買った時、袋に包まれたまま帰るより、帰り道でもその本の表紙が見える方がなんか嬉しいし、コーヒー豆なんかはそのまま香りをかぐこともできる。包装を簡略化するだけで、気軽にちょっとだけ楽しくなるって、ちょっと嬉しくないですか?

④食材について
街と珈琲で使っている食材は、安心、安全のものを選んでいます。野菜類はできる限り有機栽培や無農薬栽培のもの。できる限り近隣で栽培されたものです。調味料も、素材を生かしたものを使っています。お肉類も県内産や近隣県産のもの。食物アレルギーに関してもみなさんが安心して食べられるようできる限り対応させていただきます。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

街をつくることと食べることはとても関係の深いこと。毎日の平穏な生活があるから、僕らは安心して街に暮らすことができると思っているのですが、それはきっと食べることから始まると思います。おいしいご飯を食べる幸せはかけがえのないもの。家族とも友人とも一人でも。その幸せな感じが毎日のように続けば、気持ちは穏やかになるし、ちょっとぐらいのストレスは忘れてしまうかも。そして外へ出かける元気も出てくれば、その一歩で街は作られていくって僕は思っています。というちょっと分かりにくい話だけど、そんな話しをみなさんに会ってたくさんしたいです。

⑤テイクアウト容器について
テイクアウト容器は、全て紙製のもので有料ではありません。でも、もしも余裕があればタンブラーやお持ち帰り容器を持ってきてください。容器を持ってきていただいても割引はありませんが、自分の好きなタンブラーでコーヒーを飲む。とか、お気に入りのお弁当箱で食べるなんて、きっとよりおいしいものになりそうですし、愛着のあるそのタンブラーにコーヒーを淹れる作業は、僕たちもちょっと嬉しくなります。

繰り返し使えるものって自然と愛着が湧くのかな?と思います。実は、その愛着は街の未来にもつながっているのです。とかいうと大げさだけど、でも街つくりってそういうものなんです。

⑥手洗い石鹸、食器用洗剤について
街と珈琲で使われている、手洗い石鹸や食器用洗剤は植物由来の環境にやさしいものです。飲食店なので洗い物は多いです。その分、洗剤も多く使います。そんな中でも少しでも水環境を汚さない。ということもありますが、この石鹸は油落ちもよく、抗菌作用もあります。環境に優しく使い勝手もいいこの石鹸、合成洗剤よりは割高ですが、それは未来の水環境への投資と思っています。計り売りもできるので、ご興味あればぜひお声がけください。

⑦ペレットストーブについて
街と珈琲の大きな窓の脇にあるペレットストーブ。冬の店内の暖かさはこのストーブのおかげですが、このペレットストーブに使われている燃料の木質ペレットは、間伐材や製材工場などから発生する再生可能な資源である木材から作られています。間伐材の利用で森の再生を手助けしたり、燃焼中に発生する二酸化炭素も樹木が成長したときに吸収した二酸化炭素だけなので、化石燃料のように二酸化炭素を増加させることはありません。また含水量も少ないので煙突から出る煙はほとんどなく近所迷惑にもなりません。ストーブの上では鍋も温められるし焼き芋もできる。調理しながらエネルギーも循環できるって、なんかいい気がするしおいしいご飯もできる。一石二鳥以上のストーブなのです。


そのほかにも今この時点でできること、きっとあるはず。
いろいろなことやっていきたいと思うので、
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


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