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育児悩み~頻回授乳におむつ交換、ママ全然休めないよ、ずっとこの生活なの??🥺🥺~

こんにちは!保健師のみかんです🍊

今回は育児の悩みへの他対応について説明していきます。

新生児期の2.3時間置きの授乳・おむつ交換で睡眠不足、疲労感が溜まっている方も多いでのはないでしょうか?

安心してください!!その生活がずーーっとは続きません😌
赤ちゃんの成長・発達に伴い、生活は変わっていきますよ。


1.睡眠のメカニズム
赤ちゃんの生活リズムを説明するに当たって「睡眠のしくみ」を知っておくことはとても大切です。そのため、まずその睡眠のしくみについてお話します。

人が眠くなる理由は①夜になると眠たくなる「体内時計機構」②疲れたら眠くなる「恒常性維持機構(ホメオスタシス)」です。

①の体内時計機構は、メラトニンの分泌が大いに関係します。朝にしっかりと光を浴びることで、夜に強い眠気を催すホルモンである「メラトニン」の分泌を促すことができます。
メラトニンは、朝の光を浴びてからおよそ14時間~16時間後に分泌が高まります。

1.新生児期~生後2か月は昼夜の区別がついていない

生後1~2ヶ月頃の赤ちゃんは、とてもよく寝ます。睡眠時間の合計は1日14~17時間にもなります。

睡眠😪⇔授乳🍼⇔排せつ🩲を繰り返します。

この頃は昼夜の区別はついていないので、2.3時間起きに起き、授乳をし、睡眠をとるという生活です。

養育者もそのリズムで生活をする為、慣れない育児+睡眠不足が続くと辛くなってきますね🥱。この時期が一番大変だったという声は多く聞きます。

2.生後3か月~4か月になると徐々に生活リズムがついてくる


生後3~4か月頃になると、夜間5.6時間まとまって寝てくれるようになったり(個人差があるので夜中に目を覚ます子もいます)、朝起きる時間や夜寝る時間が徐々に一定になってきます。(個人差があるので必ずしも同じ時間ではないです)

これは生後2~3カ月頃から分泌されるメラトニンの働きによるものです。眠気を催すホルモン「メラトニン」の分泌を夜になると高められるようになっていくのです。

このメラトニンの分泌を高める為には、光環境を整えることが大切です。朝はカーテンを開けて朝日を浴びる、夜は部屋の明かりを暗くし光刺激を抑えてあげるといいです。

養育者は、まとまって休めるようになったり、3.4か月になると首が座るので抱っこがしやすくなったり、赤ちゃんをあやすと笑ってくれるようになるので、育児に少し余裕がでてくる方もいます。


3.生後5~6か月になると授乳量も増えてくる


生後5ヶ月を過ぎると、昼と夜の区別がはっきりつくようになります。胃の容量も増え、一回に飲める量も増えてくる為、夜にまとまって寝てくれるようになります。

日中には2~4時間ほどの昼寝を1~2回とり、夜にまとめて眠れるように調整して生活リズムを整えていくとよいです。

ただ、睡眠のリズムは一定ではないので、「夜泣き」が始まっていくのもこの時期です。

今回は赤ちゃんの生活リズムにフォーカスして説明していきました。生後間もない赤ちゃんの育児をされていると、かわいい反面、辛さもでてくる方もいらっしゃいますし、そう感じるのは自然のことです。

辛いときは、1人で抱えず、周りに頼ることも必要です。

この記事が一人でも多くの方の役に少しでも立てば幸いです。


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