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タナソーとレディオヘッドとあのころ


スヌーザーの最終号が古本屋で売っててついつい買ってしまった。

僕ら世代でレディオヘッド好きだった人なら田中宗一郎はあこがれの人物だったよね。
「タナソー」って言えば同世代には通じたし。

DJもやってたし、それなりに人気あったよね。

タナソーといえばレディオヘッドの解説ですね。
OKコンピューターからキッドA、アムニージアックに続く流れの中で、歌詞の中身がどんどんよく分からなくなっていったけど、タナソーの解説読んで分かったような気になってたよね。
同時代性というか、一緒に悩んでたような気になったというか。

キッドAとアムニージアックの歌詞は今冷静に聞くとビョーキだよね。
子供を真っ二つに切るとか、全ては定位置にないといけない、とか。
完全にビョーキです。笑

トム・ヨークの歌詞は基本的には社会になじめないとか、居場所がないとか、適応障害的な感じ?
現代社会の居心地の悪さが一貫したテーマだよね?
なんかのMVで洞窟に逃げ込むやつあったよね?笑

熱くなって聴いてたあのころは自分も適応障害だと思ってたけど、なんだかのうのうと20年生きちゃいました。
もう立派なおじさんです。笑

そりゃタナソーも壮年になるわけです。
だって自分が中年なんだもん。笑

moon shaped poolの解説がタナソーじゃなくなって、がっかりしたよね。
もうタナソーじゃない時点で不良品。笑
だってレディオヘッドとタナソーはセットじゃん?
毎号付録、みたいな?笑

そもそもin rainbows以降のアルバムは、セールス的にも世間の認知的にもロックのメインストリームじゃないのかもしれない。
ファンとしては認めたくないけど。

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そんなこんなで、ずっと吐き出そうと思ってたタナソー愛とレディオヘッド愛、文字にできて良かったです。
オチがない話ですんません。


参考リンク

ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%AE%97%E4%B8%80%E9%83%8E

ロングインタビュー(かなり長い!)
http://www.thefuturetimes.jp/archive/no00/tanaka/

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