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育児をしていると、人生をもう1回始められている気がする

「みんなで食べるとおいしいね」の意味がわからない、味は変わらない

周りの人に「感謝する」ってピンとこない

私は、本気でこう思ってた時期がある

これはまずいという自覚だけはあったけど、心の底からそんな感情になれたことが随分と長い間、なかったのです。

もちろん人に言ったことはない。人格を疑われてしまいそうだから

そんな私、3歳の息子としまじろうの絵本を読んでいるとき

きれいになると気持ちいいね

みんなで食べるとおいしいね

仲良くできるとうれしいね

様々なシチュエーションで、満面の笑顔で、そんなことを話しているしまじろうとその仲間たちは、30を過ぎた私にも効果はバツグンなのです

感情の根っこというか、深いところで、何かふわふわっと温かいものが生まれるのです

「こうだといいね、楽しいね、嬉しいね」って、身の回りの大人から笑顔で言われたら、「うん!ぼくもそうだと思う!」ってなるよね。うんうん心から納得です

こうやって、情緒が育っていくのかしら。これが教育・・なの・・?(どきどき)

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なんとなく聞けないのだけれど、私の母親は私の幼少期、育児ストレスがすごかったのだと思う

こういった本を読んだ記憶がほとんどなくて、子どもながらに母親の機嫌をうかがっていた時間が長かった気がして、アンパンマン(アニメ)ばっかり見せてたって言ってた気がするのです。(アンパンマンはもちろんいいアニメだけど、2,3歳だと理解するのはまだちょっと早い気がする。)

(いい年しておいて、「親のせいで・・!」というつもりはもちろんなく。記憶違いな部分もあるだろうし、そうだったとしてもこの経験があるから今新しい発見ができていると思っています)

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というわけで、人格形成は3歳までが大事ってこういう感じなのかなと、しまじろうは私に教えてくれました。

今は育ててるというか、一緒に人生やり直しさせてもらってる気分で、その視点を見つけることができてから、育児がより楽しくなってきたので、書きとめてみました

小学生くらいまでは勉強も見せてもらって、ずっと苦手な地理とか歴史とか政治とか学ぼうと思います。楽しそう。

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