21.0819. 渋谷区パラリンピック観戦について

【渋谷区パラリンピック観戦について】
感染者数が急増する中で、児童・生徒のパラリンピック観戦についてご意見をいただいています。(感染中止すべきというご意見、観戦の機会を作りたいというご意見の両方があります)
私自身も保護者当事者でもあり、会派内や教育委員会と対話を重ねています。

現時点の感染状況を鑑みたときに、中止という判断もあったと思いますが、皆様ご承知のように「ちがいを力に変える街。渋谷区」の基本構想を元に、これまでダイバーシティ&インクルージョンをパラスポーツから学んできたこと、このパラリンピックは国際的なレベルの選手たちの試合を間近で見て学ぶ、絶好の機会であること、などを踏まえ、観戦を希望しているご家庭や児童・生徒の学習機会を残そうということで、教育委員会も準備を進めています。

夏休み入る前に、参加希望のアンケートは済んでいると思いますが、そのアンケート時より、感染状況は大きく変化しています。そのため、

・任意での参加であることの、再度周知。
・再度出欠のアンケートを取り直してほしい。
・参加する児童生徒・教員に対しては徹底した感染防止。

の3点を要望として、伝えています。

ご家庭においても、再度保護者の方々とお子さんとで、感染状況やパラリンピック競技についての情報を共有し、慎重にご検討ください。
「行く・行かない」ということを今からでも変更できます。
(我が家は子どもとあらためて相談し、「行かない」と決定しました)

もう期限が迫っているので、学校からもしアンケートがなく、当初出していたアンケート内容と変更になるご家庭がありましたら、お電話やお手紙で学校へ意思をお伝えいただくと良いかと思います。

■現状把握している点■
・「ちがいをちからに変える街 渋谷区」ということで、これまでもダイバーシティ&インクルージョンの教育ということでパラリンピックを中心に据え、学習活動を渋谷区は行ってきた。
・パラリンピックの競技会場が渋谷区にあり、区内の会場での観戦。
・授業ではなく、任意の活動。
・夏休み前、学校が参加に関してアンケートをとり、7割のご家庭が参加を希望していた。
・参加する児童・生徒、教員に対しては感染防止を徹底する。
・引率する教員はワクチンを2回接種済の状態とする。
・交通手段はバスを手配。

こういった状況下なので、様々なご意見があります。

中止を決定している自治体がほとんどをしめる中、
あえて区の教育委員会は批判をいただくことは承知の上で、子どもたちに貴重な学びの機会をつくるため、各校の校長先生方とも相談をし、主体性を持って決定をし、まさに覚悟を持って、準備を進めています。

そして、感染防止の徹底と安全な移動を遵守し、
運営をすることはマスト、それを踏まえての活動になります。

でも、やっぱり感染リスクはゼロにはならないですし、行く行かないに関しては変更を今からできますので、ぜひご家庭で話をしていただけたらと思います。

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