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コロナ禍を経て、逞しく卒業する幼稚園・中学生へ


今週来週と、卒園式や卒業式のシーズンということで、議員チームはそれぞれ各校へ分かれて、参加させていただいています。(主にメインで活動しているエリアへ行くことが多いです)

私は議員になって、実は初めて入学式や卒業式にご参加させていただきました。

2019年5月から議員スタートして、2020年の3月2日から臨時休校要請が出ましたから、そもそも式ができるのか?と言った議論もされていたぐらいの時期でした。当然、来賓なんて呼べるわけもありません。

2023年の4月まで、2類だったこともあり、ようやく以前のような規模感で式ができるという状況になりました。

という経緯があり、初めて修了式や卒業式に参加させていただきました。

幼稚園に関しては、子どもたちがまだまだ幼いながらに自分たちの夢を宣言したり、素敵な歌を四季の思い出と共に歌ってくれて、今は小学5年生になった子どもの小さい頃を思い出しながら、微笑ましく参加させていただいていました。

特に、「にじ」を歌ってくれた時に涙腺がもうもたなくなりました。この歌は我が子も保育園の時に歌った思い出の曲ということもあり、子どもたちの温かいやさしい歌声が心に響きました。保護者の皆さんや先生たちが子どもたちを温かく見守っている様子もとても感動するものがありました。


中学校に関しては、小学生の頃から知っている生徒さんたちも数名いて、もう最初から涙が止まりませんでした。

その涙がどこから来たのかというと、やはりあの苦しかったコロナ禍を乗り越えてきた世代が力強く、巣立とうとする姿に感銘を受けたからでした。

小学校の頃から経験して、小学校6年生の卒業式もきっとままならない状態だったでしょうし、宿泊行事もことごとく中止。給食も黙食、みんなで集まって騒いで、楽しむ、そんな日常も奪われてしまった世代。ようやく仲間と共に過ごせたのが中学2年生のスキー合宿だったという、卒業生の答辞を聞きながら、本当に苦労を重ねてきた学年で、そんな逆境にもめげずに、逞しく、強く、3年間を過ごしてきたんだと思うと、尊敬の念と共に、この世代の人たちが世の中に出てきてくれた時に大きなイノベーションが起こるのではないか。そんな期待も感じながら、式に参加させていただいていました。

校長先生の式辞にもあった、明治神宮の森がまさにその当時のイノベーターたちが集結し、100年後を見据えて対話を重ね、作られた森であったという話からも、学校という学び舎は100年を創る人たちを迎え、巣立たせる、そんな場所なのだと胸に深く刻みました。

集団だからこその、人を育てる力や人を惹きつける力こそが、学校の眩いくらいの魅力であると実感すると共に、今チャレンジをしている学びの場を多様化し、既存の学校以外の場を広げていくということ、どう創り上げていくのか?ということに想いも馳せていました。

来週小学校の卒業式もありますので、学校教育とは?学校以外の学び舎をどう設計していくのか?など、たくさんの気づきをいただきながら、子どもたちの前途を祝したいと思います。(保育園や私立などはお呼ばれはないのですが、保育園生の皆さんの卒園、私立幼稚園や小中学学校のご卒業もお祝い申し上げます。)

ご卒業、誠におめでとうございます✨!

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