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【ドレスのススメ】2.ドレスを着ることを阻むもの~懸念事項は解消できるか?~

ドレスを着ることを阻むのは何でしょうか?
多くは、以下のような懸念事項だと想定します。

①       似合わないのではないか(年齢や容姿が気になる)
②       一人で新しい物事を始めるのが不安
③       お金がかかりそう
④       意味なくドレスで着飾って誰かに馬鹿にされるのではないか
⑤       誰かと一緒に着たい
⑥       着ても誰にも見てもらえなければ意味がない

懸念事項の①~③については、解消できる可能性が高いです。
① は、そもそも本当に似合うかどうかは、一度着てみるまで分かりません。また、着たいと思ったその日が、その後の人生で一番若い日なので、早く着てしまえばいいのです。また、筆者がアトリエSHIONEさんのヒストリカルドレス体験に参加した際に伺ったことですが、海外ではご高齢の方も多くヒストリカルコスチュームやドレスを楽しまれているそうです。もちろん国内でもいらっしゃいますし、体験会の参加者には若い方も年上の方もいらっしゃいました。よって、年齢については「あなたがどう思うか」次第なのです。
太っているから、胸がないから、骨っぽいからなど筆者も気になることは多くありますが、ドレスにはいろいろな形があり、どなたにもそれぞれに合う形があります。コルセットで調整することも、背中のひもを緩めることもできますし、何より足の露出が少ない、おへそを出すようなこともほぼないので、胸より下の部位のコンプレックスの多くは隠せます。あなたの好みで「似合う」と思えるもの、「着て楽しい」と思えるものを選べばいいのです。

② は、まずネット通販で安価なものを1着買って、1人で誰にも言わず、見せず、着てみればいいのです。それが楽しくなければメルカリで売って終了。楽しいと思えれば、1人で新しいことを始めるスタートに立てたも同然。あとはもう1着買ってきてみたり、体験会に行くなり、興味と不安を天秤にかけ、興味が勝れば試せばいいのです。

③は予算1万円あれば、②の通り通販で安価なものを買って家で着ることができます。それ以上を望むなら、相応にかかるので、まずは家で着て楽しめるかを確認してから、もう少しお金のかかるドレスに手を出せばいいのです。もしあなたが1万円をねん出するのが厳しいのであれば、その場合は1度着てみることは絶対にお勧めしません。ドレスを始めるより前に、生活を立て直す方が良いです。理由は、ハマればハマるほどいろいろなドレスを着たくなり、出費がかさむのは明白だからです。まずは「強き労働者」になって、自分に魔法をかけられるだけの収入を増やすことをお勧めします。

一方懸念事項の④~⑥は、解消できる可能性は低いです。理由は、あなたがドレスを着ることに対して、すでに「他者」を介在させているからです。例えば、着ても着たことを誰にも言わないつもりなら、着た姿を誰にも見せないつもりなら、④~⑥のような懸念事項は浮かびません。「ドレスを着ること」が目的の方にはおすすめしますが、「着たことを誰かに話すこと」「誰かと一緒に着ること」「着た姿を誰かに見せること」が目的で、ドレスを手段とする方にはお勧めしません。誰かがあなたのドレス話を嬉々として聞いてくれる、一緒に着て遊んでくれる、写真を見てほめてくれる、それは相手がどう思うか次第で、興味がない人には苦痛でしょうし、スポーツや飲み会ほど人口の多い趣味でもないので、共有できる人は少ないです。また、同じようにドレスを着るのが好きだからと言って、性格が合うかもわかりません。もちろん、ドレス撮影会のような場に参加して、参加者の方と仲良くなるなど結果的に友達になるということはありえますが、「友達探し」を目的とするなら、「友達作り」を目的としたコミュニティに入る方がお金をかけずに効率よく目的を達成できるでしょう。
もし、④~⑥が気になる方なら、筆者の記事は参考にならないので「誰かと一緒に」ドレスを楽しみたい方向けの記事を探されることをお勧めします。

他者を介在させず、自分の経済力で自分に魔法をかけて変身したい、1人で着て楽しみたい方は、ぜひ次の記事に進んでドレスを始めてみませんか?

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