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それを望むは

久しぶりに開いたnoteは下書き(書きかけ)でいっぱいだった。当時は何か思いがあって作成したはずなのだが、今それを読んでも何をどう紡ぎ、終える予定だったのかとんと見当がつかない。

この記事は恐らく大学4年の秋ごろに書き始めたものだと推測される。どう締めるつもりでいたのか全く思い出せないし、今の私が続きを書いてもそれはきっと当時の私が思い描いていた文章とは異なるものが生成されることだろう。

しかし「大学4年生の私がこう感じていた」という事実には変わりないため、起承転結の「承」の序章までしか書かれていない尻切れトンボの記事ではあるが、記録として公開に設定にしておきたいと思う。


それを望むは


中学の得意科目は英語だった。
その時は英語が楽しかった。

高校に進んだ。
ぐんと内容が難しくなった。

「何か1つでも上位を取らなければ。」

そう思って中学の得意科目であった英語を高校でも頑張ることにした。5教科の中で最も秀でることとなった。

この頃本心から目を逸らしていなければ、今頃私はどれだけ楽だっただろう。


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大学を選ぶことになった。

中学の時好きだった英語を専攻として続けることにした。

高校の時、好き「だと思い込ませていた」英語を学び続ける決意をした。


大学に入った。週に6コマも英語の授業があった。

あえて6コマ「も」という書き方をしたのは、時間割を見た私が「しか」ではなく「も」と感じたからだ。

それでも私はその想いから目を逸らした。


クラスメイトはみんな英語が好きで、英語の曲を好み、長期休暇に入るとこぞって海外旅行へ行った。

留学へ行く同級生も数多くいた。

私は焦った。

「好き」な英語のために私もなにかしなければ。


2年生のとき、1回くらい外に出てみようと思い2週間の語学留学をした。みんながそんなに良いと言う海外を見てやろうと思った。

初めてのフライトは乗り継ぎ含めて15時間に及んだ。
その時点ですでに私の心は少し疲れていた。


目的の地に辿り着いた。
そこは授業で習ったのとは少し趣の異なる、でも確実に「英語」と呼ばれる言語で溢れていた。(公用語なのだから当たり前である)