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お友達できた?は酷だなぁー。
小学校生活が始まり、
さっそく公開授業があり行ってきた。
娘、まーーー大人しいこと。
娘の席は壁側の一番後ろ。
壁と化す。
予想通り。
お教室はというと、
机は一人一人で前後、左右にけっこうな距離がある。
もちろんマスクでお喋りできない。
まだ休み時間に外で遊べないらしく、
自由帳でお絵描き、粘土で過ごしているそう。
ただでさえ大人しい性格。
あー、これじゃなかなかお友達が出来ないな…。
今の一年生に「お友達出来た?」の質問は酷な気がした。
この環境じゃ、大人だって無理だ。
(私なら一学期終わってしまう)
それなのに軽い気持ちで質問を投げかけて
「出来ない」を言わせてしまう。
余計、寂しい思いをさせてしまう気がした。
環境が変わり、親としてはあれやこれや心配で聞きたくなる。
おやつを食べている時、娘が言った。
「明日から休み時間楽しみだなー。やっと外遊びできるんだよ。」
この言葉には学校に対するワクワクやドキドキが詰まっている気がした。
あ、大丈夫だな。
お友達できた?
挨拶はきちんとしている?
牛乳ちゃんと飲んでる?
ありがとう。ごめんなさい。ってちゃんと言ってる?
色々言いたいこと、聞きたいことはあるけど、
とにかく今は学校を楽しむことが先決だ。
見守ること
待つこと
ついつい忘れてしまう。
娘がまだ赤ちゃんの頃よく読んだ、
佐々木正美さんの『子どもへのまなざし』
久しぶりに手に取ってみた。
「育児書に書いてあるのより、すこしゆっくりでいいのです、という気持ちでどうですか。」
「最大のサポーターであり理解者が親なのだということが、子どもに通じればそれでいいのです。あとはいらいらしたり焦ったりしないで、じっくり育児に取り組めばいいのです。」
アンダーラインがたくさんしてあった。
折り目もたくさん。
娘が成長するにつれて、すっかり忘れていた。
またじっくり読んでみようと思った。
週が明けて、今日から休み時間は外で遊べるようになった。
楽しそうに学校へ行った。
さて、どんな報告が来るかな…。
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