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11/1000 草枕@東京都港区西新橋190717

夏目漱石の名作、草枕。その名をつけた喫茶店が西新橋にあります。数年前、たまたま入って、あっいい感じって思ったので、また来ました。この日は奥のカウンターで。

↑カウンターの前にずらっと並ぶ文庫本。

↑奥のカウンターから撮った写真です。間口が狭く奥が長いので、この席に座ると、ここが新橋であることを忘れさせてくれます。

↓懐かしい時計

マスターがネルドリップで丁寧に淹れてくれたマンダリン。美味しい。心が豊かになります。今読んでいる、珈琲屋という本は東西のネルドリップの巨匠の本なのでここで読むのがぴったりと思い広げました。

しかし、、、ここで思いもよらないことが。

隣に座ったお客さんが、いきなりパソコンを出して、カチャカチャカチャカチャ.......

せっかくの空間が一瞬にして失われました。コーヒーを飲み干して出てきました。

やってはいけないとは書いていないし、自由かも知れません。その場の空気感を五感で感じて欲しかった。とても残念です。

それ以上に、本を読みながら珈琲を楽しむ空気感を創っているお店側が、片方でそれを許している空気感も創っている。その時だけだったかも知れないが、これこそ真実の瞬間。その瞬間にお店の姿勢が現れる。次回来ることは...

草枕  

東京都港区西新橋1-10-1 日美ビル1階



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