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15/1000 喫茶まつば@名古屋市西区那古野190718

名古屋の喫茶店と言えば、コーヒー一杯の価格で卵、サラダ、スイーツ、時には味噌汁まで付いてくるモーニング。それと、忘れてならないのが、そう、小倉トースト。

打合せで、お昼が食べれなかったので、遅めのランチ代わりに小倉トーストを食べようと来ました。

昭和の初め頃は繁華街として栄えていた円頓寺商店街。その後、寂れていたのですが、近年、クリエイター、アーティストが集まり、活性化が始まっているみたいです。この日も、何かのイベントかなぁ、飾り付けをやってました。

その商店街の脇にあるのが、喫茶まつばさん。小倉トーストが生まれたのは、大正時代に名古屋にあった「満つ葉」という喫茶店らしく、そこから暖簾分けして、小倉トーストを今に伝えているのが、ここ、まつばさん。創業が昭和8年(1933年)なので、今年で86年になるんですね。

意外にもモダンな感じです。創業86年なのでもっと昭和的な外観かと思ってました。中に入って、早速、小倉トーストを注文。コーヒーを何にしようかと、お店の人にオススメ聞いたら、小倉の甘さに会うのは、ビターブレンドだと言うので、それを頼みました。

来ました!
山型の食パン2枚をトーストして、その間に小倉を詰めて、3つにカットしてあります。ひとつを掴むと、おー餡がはみ出て来て、そそられる。パクッと一口。サクッとしたトーストの歯ざわりの後、小倉のまろやかな甘みが口の中いっぱいに広がる。そして噛むごとに、小倉とバターを塗ったトーストが混ざりあっていく。程よい甘さです。美味しいなぁ。そこにビターブレンドを流し込むと、甘さの中に、ほろ苦さが混じりあって、コーヒー味のスイーツを食べているよう。美味しい。幸せだあ。

商店街も新しくなったように、このお店も2年前に、今のマスター(3代目)に引き継がれました。創業者のお孫さんで、2代目のお父さんから継ぎそれに併せてお店も改装したとのこと。

新しさの中に懐かしさがある空間です。それもそのはず、隣の席で、おばあちゃん、おじいちゃんたちが、昨日のドラゴンズが勝った負けたの会話を楽しんでました。ずっと続いて欲しいです。

喫茶まつば

愛知県名古屋市西区那古野1-35-14

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