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36/1000 十一房珈琲店@東京都中央区銀座190727

休日は午後から近場をぶらぶらとすることが良くあります。銀ぶらです。

1丁目からスタート
POLA museum annex は好きなギャラリー 質の良い若手の展覧会をやってくれます。この日は水野里奈さんの展覧会でした。

今はこの展覧会です。↓


その後、山野楽器に行ってJAZZのCDを物色しようと思ったのですが、只今改装中、残念。

さて、今日はどこでひと休みしようか。ゆっくりカウンターで珈琲を飲みたかったのでここへ。

以前お店の人に勧めてもらった深煎りの珈琲がなんとも言えなく美味しかった記憶があります。

カウンターの1番奥に座りました。

先日飲んだ珈琲が深煎りなのに、甘味があって美味しかったことを伝えると、

「ありがとうございます。ネルドリップで淹れると甘みが引き立つんです。」

そうなんだ。でもなんでだろう?いろいろ調べてみると、ネルドリップのネルが、ペーパードリップに比べて目が粗いため、「コーヒーオイル(油分)」が抽出されている事が理由らしいです。

たくさんある豆の種類の中で、勧めてもらったのが下の写真の上から3番目のペルー モンターニャ ベロニカオーガニックのフルシティロースト。


丁寧にネルでドリップしてもらってます。



んー芳ばしい香り。苦味と甘味のあるバランスがいいです。フレッシュさもありますね。美味しい。

創業1978年 41年を迎える十一房の店名の由来を聞いてみると。

「オーナーが印刷屋なんです。」

そうなんですね。とその時は納得しましたが、それって由来を聞いてないじゃないかーと言っても後の祭り。仕方ないので家に帰って印刷屋さんを調べてみました。確かに十一房印刷工業株式会社と言う会社が墨田区にありました。HPを見てみると、ありました、十一房の由来。よくある質問のところに。やっぱり良く聞かれるんですね。そこにはこう書いてあります。


「十」という文字は、充分・充足の「充」と同意語で「全し(まったし)」という意味。その全しを一つ越えた『十一』という文字は、達成した十全の成果をさらに発展させ、新たに第一歩を踏み出す(スタートする)という縁起の良い文字です。また、この『十一』は、深山幽谷に棲んでいるホトトギス科の野鳥「慈悲心鳥(じひしんちょう)」の俗名でもあります。この野鳥は深夜に神秘的な鋭い鳴き声で「ジュウイチ」と鳴くので、このような名がついたと言われています。『房』には、たっぷり実った果実などをまとめ束ねる(総括する・貯蔵する)という意味があります。例えば「葡萄の房」「部屋」「家」といったような。そういう語意から『房』は、店名とか屋号などに使われる接尾語で、例えば「○○書房」「○○印房」「○○茶房」などとして用いられてきました。『十一房』という社名は、以上のような意味の文字を組み合せて、<ジュウイチボウ>という語呂の響きにもユニークな快さがあることから、命名されました。

素敵な命名ですね。理由を知ると、とても親近感が湧きます。ただ、この会社と十一房珈琲店の関係はどこにも書いてありませんでしたがw

十一房珈琲店

東京都中央区銀座2-2-19



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