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164/1000 喫茶ランドリー(禁煙)@東京都墨田区千歳 191214

喫茶ランドリー、そう聞いて、てっきりコインランドリーに併設の喫茶店だとばかり思っていた。でも、そうでなかった。似て非なるものでした。

きっかけは、友人のnote

彼はこう言ってます。

 ぼくらは肉体的な健康を維持していただくためのことをご提案するのが得意な会社ですが、いま新たな取り組みで、精神的や社会的にも健康でいられるための場作りを始めています。

彼は、大手フィットネスクラブで働いていますが、肉体的な健康だけでなく、場作りもしてるんだと思って読んでみると、ある企業が関わっていることがわかりました。

グランドレベルと言う会社で1階を使ってコミュニケーションデザインを企画・運営しています。彼らのミッション↓

1階づくりは、まちづくり。私たちは、「あらゆる1階(建物・広場・空地など)」でハード・ソフト・コミュニケーションのデザインを行い、「ひとびとの能動性」を引き上げるプロフェッショナルです。まちの1階に、ひとびとと会話であふれる日常をつくることで、エリアの価値と市民の健康・幸福を高めます。

その企業が運営している喫茶店が、喫茶ランドリー。家の近くにあることが分かり、今日はその辺りに行く用事もあったので早速行ってきました。

入ってみます。

わー賑やか。子供の笑い声。赤ちゃん連れのお母さん。こっちはご近所のおじいちゃん、おばあちゃん。こっちでは、大学生かな、何かのミーティングやってます。

ママチャリ軍団

いろんな人が集っています。

「こんにちは!こちらで先にお飲み物を買って頂き、お好きな席にお座りください。」

お店の人が声かけてくれます。

カウンターにあるメニューを見ながら選びます。珈琲は頼むとして、スイーツなにしよう。悩んだ時はお店の人に聞いてみます。おすすめなんですかー

「どれも美味しいけど、個人的にはチーズケーキが抜群に美味しいのよね。」

人懐っこく話しかけてくる。そう言うのなら、迷わず従うのが私の流儀です。

ここ、いろんな方が集まっているんですね。喫茶ランドリーって言うのでコインランドリーに喫茶店がついてる感じかなと思ったのですが、全然違うんですね。と話しかけると

「そうなんですよー 誰でも入ってOKです。あっ、奥に実際にランドリーもあるんですよ。アイロンとかもあって。今日も近所のお母さんたちも子供連れて集まってきてます。それと、飲み物頼んでもらえれば、食べ物持ち込みOKなんです。ここのオーナーが何でもやっていいって言うんですね。だからみんな楽しいんです。」

わーいいなぁ。もう既にファンになってしまっている私。お店の人もとっても楽しそう。

空いてる席を探すと、窓際で一段下がってるところが空いてました。下の写真の左の奥の席。

↑視線はこんな感じ。

↑テーブルの横はコンクリートの打ちっぱなしのまま。

珈琲とチーズケーキが運ばれてきました。

「この建物、もともと手袋工場だったのをリノベーションして使ってるの。この場所は基礎の部分をそのまま利用しています。モグラ席って呼んでて、なんだか落ち着くのよね。」

↑リノベーションした時の写真が飾ってあります。

座って窓から外を眺めると、道路が近い。まるでモグラが土から頭を出したようです。確かに、なんだか落ち着く。

さて、頂きましょう。

チーズの風味と酸味と甘味のバランスいいですね。美味しいです!と伝えると。

「でしょ。笑 席も自由に変わってもいいのよ。自由だから」

お言葉に甘えて、移ってみます。↓ さっきより高い目線です。

そして、自由に店内をうろついてみます。

この建物の建築模型が置いてあったり


喫茶ランドリーのきせき。今まで関わってきた人が自由に思いを書くノートがあったり


大好物の中古レコードを売ってたり(やばいやばい、つい買ってしまいそう)


お店の人や来る人が、あったらいいなぁと思うものを自由に置いている感じがいいですね。モノだけじゃなく、場所を借りて、いろんなことできるそうです。部分貸しも、全面貸しも用途にあわせて自由に。


「どんな人にも自由なくつろぎ」


日常に息づく場所を見つけました。何度も足を運んで私も関わっていきたいなぁ。


この日は12/14、赤穂浪士が吉良邸に討ち入った、世に言う忠臣蔵の日。近くに吉良邸があって、14.15で元禄市、吉良祭、義士祭をやってます。この情報も、喫茶ランドリーの人に教えてもらいました。こう言う旬の地元の情報がもらえるのもいいですね。


そして今日のメインイベント

10年振り、上原ひろみのピアノソロLive

感動と言う言葉を超えた時間。そこに入れたことに、ただただ感謝です。


喫茶ランドリー

東京都墨田区千歳2-6-9 イマケンビル 1F


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